第13回 ポジティブ・ディシプリン
第1章 ポジティブ・ディシプリンとは?
制限を設定する
本文より:親は小さい子どもには制限を設定し、年齢が上がってきたら、いっしょに制限を決めなければなりません。
コメント:お~ここで、mustが使われるか~ まぁ確かにちゃんと言わないと命に関わってしまうことをしてしまうこともあるでしょうからね~
本文より:あなたの仕事は、橋にある側道のようにパラメーターを設定することです。
コメント:パラメーター?(笑)
本文より:子どもが小さければ小さいほど、制限は厳しくなるでしょう。
大きくなって来れば、その制限はゆるくなり、子どもといっしょに話し合っていろいろ決めていくでしょう。
子育ての醍醐味は、いつその制限を緩めていくかというところかもしれません。
コメント:ここね~ 醍醐味って書いたけど、「part of the art of parenting」って書いてあったんですよね~ 同訳したらいいものか。でもなんとなく分かる気が。子育って何かを押し付けて内在させていくものではなくて、創造していくプロセスだと思うから。
本文より:たいていは、子どもが、会話や行動でそれを教えてくれます。
もしあなたが、コミュニケーションスキルや定期的な家族ミーティングを開いていれば、子どもはもっと自由になれる時期が来たことや、新しい制限をいっしょに決めることを、成熟した尊敬の念のなかで、その時期を教えてくれるでしょう。
もし、あなたが子どもを観ていれば、どんな結果になったとしても、何度も何度もその制限に向かってくる子どもたちがわかるでしょう。
だいたい子どもは親がもう大丈夫だと思うよりも前に、ちゃんと責任を取れるようになっているものです。
コメント:確かに! 自分が親から見ても、そう思われていると思いませんか?(笑)
本文より:例えば、母親が子供に道路の渡り方を教えたとしましょう。ちゃんと右見て、左見てね、と。
ある日、子どもは言うんです。お母さんの助けはもいらないよ、大丈夫、と。
でも、母親はその手を緩める準備ができていません。でも、彼はどうしても道路の向こう側にいる友達と遊びたいといい、ちゃんと車が来てるかどうか自分で確認するから、と。
お母さんは怖かったですが、彼にそのチャンスを一度与えました。
自分はしげみに隠れてみていました。もし必要であれば、いつでも飛び出して子どもを守れるように。
もちろんしっかりと普段からトレーニングをしていた子どもは簡単に、そして安全に道路を渡りました。
コメント:茂みに隠れて(笑) わかるわ~(笑) 子どもの買い物をつけていったことがあるので(笑)
本文より:ポジティブ・ディシプリンでは、自然の流れで起こる出来事や論理的に考えて起こる出来事、そしてルーティンを使って制限を設定します。
コメント:ここは日本では「自然の結末」とされていますが、元々の英語がconsequenceなので、結末だけの話じゃないと思ったんですよね。そこに至るまでに一連の流れというか。つながりというか。なのでちょっと変えてみました。
本文より:自然の流れのなかで起きる出来事を利用することは、簡単でとても効果的な学びのプロセスです。
それらは自然に起きるのです。
雨の中に立っていれば、濡れます。
あなたは濡れたとき考えるでしょう。早く家に戻って傘とレインコートを取ってこよう、と。
だれも前もってアドバイスをする必要はないのです。
こういう自然に起こった一連の出来事に対して、よく小言を言われてしまう子どもはたいてい、誰かに命令されたり、注意されたり、小言を言われるときだけ適切な行動をする子どもになってしまいがちです。
あなたがその自然の流れで起きる出来事に干渉することで、子どもが自分で取った行動から学ぶという機会を奪ってしまいます。
コメント:このあたりはひたすら首を縦に振るしかないです。なにかを提供するということは何かを奪っているのだという考えを忘れないようにしたいですね。それが謙虚ということなのかもしれません。
本文より:あなたは、待つこと、観察することによって、自然の流れで起きる出来事を使う、ということを練習できます。
もしあなたが介入しなかったら、子どもはどんなことをするのか?ということを観るのです。
あなたはその事実が起こった後に、いつでも関わることができます。
なぜかというと、あなたが自然の流れの出来事に任せたとき、そういう場合につきものの危険はないからです。
ちょっと雨にぬれたからといって、肺炎になって死ぬことはないでしょう。
もし子どもが雨に濡れていることを気にしていなくても、こういうことはできます。
「ねぇねぇ、うちに戻ってレインコートをとってきたら?雨が降っているときはレインコートを着る必要があるのよ。」
こんな風にいうともっと効果的かもしれません。
「濡れないようにするためには何が必要かしら?」
これは、明らかな答えが子どもの頭に浮かび上がってくるとともに、自分自身が自分自身の担当なんだという当事者意識について考え、感じさせます。
子どもたちは、親がコントロールしたい!助けたい、子どもの取った行動を罰して直したい、という衝動に抗うことができれば、子どもは自然に学んでいくものです。
コメント:押さえきれないこの思いを、押さえるのです(笑)
長いので続きは次回・・・
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