EQコース概要

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EQコース

来年度から始める小学生EQコース。

これからの学習スタイルの変化に向けて、私なりに「これはトレーニングしておいたほうがいいだろう」と思うものを盛り込んでみた。

おおまかな内容

1・集中をコントロールする力を養う

2・コミュニケーションスキルと態度のトレーニング

3・多様性の受容→フォニックスと身近な英単語を学ぶ

4・自己表現力と発想力→ライティング・ワークショップ(自由作文)

 

それぞれの内容の詳細

集中をコントロールする

オーソドックスに「集中力」をつける、ということでもいいんですが、今の子どもたちの取り巻く状況を考えると、いきなり「集中する」というよりも、「集中をコントロールする」ということをやったほうがいいんじゃないかと思ったわけです。

なぜかというと、そこには、

「ありあまる刺激、絶え間ない刺激、押し寄せる刺激」

が私たちを取り巻いているからです。

「刺激」を「情報」に置き換えてもいいかもしれません。

ニューヨークタイムズの通常号の情報量は、17世紀の平均的なイギリス人が一生の間で手にする量を超えているとも言われているそうなので。

そんな日常のなかで、何かに集中し続けるってとても難しいと思ったんですよね。

襲い掛かってくるといってもオーバーじゃないと思っています。

ではどうすればいいか、と思った時に、まずはどこに自分の意識がいっているか?ということを認識すること。

そして、集中の強弱をコントロールできるようにすることが大切なんじゃないかと。

明らかに「集中すること」は脳にとってとても大切です。

それは脳科学の視点からみてもそうだと思うのですが、私が普段の実際の場(臨床の場)で体感していることです。

でも、先ほど書いたように、その集中がとても散漫になりがちな現代社会なんじゃないかと思います。

結果、いろんなことに、なんとなく気がいってしまって、どれも中途半端になってしまう。

せっかくの素晴らしい脳がその力を発揮しきれない

いろんな刺激が絶え間なく押し寄せてくるわけですから、そこから逃れることは日常生活のなかでは、なかなかできないかもしれません。

だからこそ、その様々な刺激に流されてしまうのではなくて、自分で意識して「コントロール」できるようにしておくことは重要だと思ったわけです。

なぜこれがEQと思われるかもしれませんが、EQの中身には、情動を調整する能力とういものが含まれています。

これだけの刺激に囲まれていると、さまざまな情動が働く可能性があります。

その情動をコントロールするために、自分の集中をコントロールできることはとても大切だと思ったわけです。

 

 

 

もう少し集中をコントロールするということについて説明してみます。

1つは、

「一点集中!」

という感じ。

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これは脳を動かすときにはとても大切なこと。

エネルギー集中砲火!的な感覚。

一般的に「集中!」というときはこちらを使うことが多いかな。

もう一つ。

「全身に注意を向ける集中」

これは、感受性といってもいいかもしれない。

心のことだけではない。

体すべてが感じていること、触れているものに注意を送るという感じ。

1つ目が視野を狭めるような感覚だったか、こちらは、体全体、思考、感覚を開放する!といった感じ。

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これはどちらかというとエネルギー供給だと思っています。

この2つをコントロールすることによって、自分のエネルギーコントロールができるようになるんじゃないか、と。

EQというは人と関わること、とも言えます。

人との関わりは、なかなかエネルギーがいるもの。

そのエネルギーをうまく使えるようになるためにも、「集中をコントロールする」ことは大切だと考えています。

 

コミュニケーションスキル

まさにEQで大切、ということなのだけれど、果たしてどれくらいの先生がそれを分かっていて、それに対してどのようにしていくかという計画を持っているか?ということを考えると、う~ん、となってしまった。

 

一度このEQコースの体験授業をしたときに、「あ~やっぱり必要だよな。」と強く思ったんです。

ちょっとしたウォーミングアップで、話し合う活動を取り入れたものをさらっとやってみたところ、でるわでるわ、マイナス言葉

もちろん事前に指導をすればよかったところもあるけれど、とりあえず何も言わずにやってみたらどうなるかな~というスタンスだったのでそのままやってみました。

また、解決策についての意見を言ってもらっても、出るわ出るわ、罰に脅しに人のせい

たまたまだとは思いたいけど、これが多くの学校で起こっているような気がする。

人を動かしたり、課題を解決するのは、マイナス言葉であり、賞罰であると無意識的にも意識的にも信じている。

また、人の話も聞けない。人が意見を言うときに、口をはさむ。

さすがにこれはまずいな、と。

これではEQが育まれにくいだろうなと強く感ました。

しかし、この重要性を考えていくと、たとえ私が関われる範囲だけだったとしても取り組まなければいけないのではないか?という思いに駆られました。

 

だとしたら、少しでもそういったことを学べる場所があってもいいのではないか、と。

だから、このEQコースでは、コミュニケーションスキルを教え、トレーニングする時間をとることにしました。

もちろんもっともっと深いものがあるのだけれど、それはぜひ説明会どうぞ。

 

異文化の受容

 

学校では2020年には、5,6年は英語の教科化、小3,4年から英語が始まる。

負担が増えると感じてしまうよりも、どうせならこのツールをどのように使えるか?と考えた方がワクワクするかな、と。

「言葉」というものは、その「文化」を色濃く反映していると思っています。

そのなかには、「りんご」「鉛筆」といったような単語から、「私はペンを持っています。」というから、主語、述語といった文法まで。

そして、その「音」も同様に。

だから、英語を学ぶということは、異文化を体感する、ということでもあると思ったんです。

そして、「そんな風にいうんだ~。」と思い、それを生活のどこかで取り入れていく。音レベルで。

これは、体感として、異文化を受容する、ということにもつながるんじゃないか?

そんな風にも使えるんじゃないか?と。

EQを高めるために必要なことを考えると、たくさんの場面で自分とは違った意見に出会う機会を作るということ。

そして、そんなときに、異なった意見を受けとめる、という感覚が必要。

そういう場面で、英語のような明らかに文化の違うものを受け入れるという経験が生きるのではないか?と。

ほぼ無意識的なレベルだけれど。

今のところ、フォニックス(単語の読み方)と単語クイズを絡ませて、楽しくやろうと思っています。

一応英語のスキル面での目標は中学生に上がった時に、初めて見る単語を発音できるようにすることではあるけれど、授業で実質的に重視するのは、脳の運動かな。

イメージや色を使うことで、脳の動きを活発にする時間

 

自己表現力と発想力

自分がどう思のか?そして、目の前の課題を解決するために何ができるのか?ということをトレーニングしておく必要がEQを高めるためにはあると思っています。

これは学校でも必要なことです。

今まではだまって座っていれば授業は過ぎていった。

でも、今後はそういう場面は減る。

代わりに、自分の意見を言わなければいけない場面が増える。

自分の考えはどういうもので、どのように伝えればいいか、ということをトレーニングしておかないと、「Aちゃんと同じです。」という解答ばかりになってしまう可能性がある。(それが悪いといっている訳ではない。)

他に意見はありませんか?となったときに「思いつきません。」というような。

ここには単純に自分の意見を持っている、持っていないというだけのことだけでは片づけられない人間関係の在り方も関わっているのだけれど、少なくとも自分には自分の考え、意見があるのだと感じ、それを伝えられるという自信を持てるようにしたい。

では、どうやってそれを伝えようか、と思った時、ふと思い出したのが、読書感想文講座

この講座では、本当に一人一人がユニークで、その子らしい感想がでてきていた。

そして、その自分の感想を書けたとき(表現できたとき)、すごくうれしそうにしていた

自分の考えを表現できたときの喜びを感じられていたと思う。

そして、一度体験講座をやってみたときもそれを再確認できた。

短い時間ではあったけれど、ちょっとしたアドバイスをして、作文を書いてもらった。

それはそれはステキな文章だったし、個性豊かなものだった。

なによりも「1番に発表したい!」という声が、何人からもあがった。

やはり自己表現をすることは子どもにとって楽しい事なのだ。

自分の気持ちを伝えらえることはうれしい瞬間になりえるのだ、という場面だった。

そして、これからの社会を考えたときにも、自分らしさを文章で表現できることはすごく大切な事だと思う。

今私自身もいろいろと文章を書こうとしても、なかなかうまく書けない。

以前参加した講座で、「本を書く」という練習をしたことがないから、いきなり書こうと思っても難しい。というようなことを言われた。

こんなことも含めて、これがいいな~と思ったのが、

「ライティング・ワークショップ」(作家の時間)というプログラム。

ライティング・ワークショップとは・・・“本物の「作家」になる”体験を中心に据えた、ワークショップ型の新しい授業形態。「作家の時間」はその授業を指す。子どもたち自身が何を書くかを決め、各々「作家のノート」を持って題材集めや下書きをし、作品を仕上げていく。完成した作品は、教室の中に設けられた「作家の椅子」に座ってクラスの前で発表する。

EQを高めるの実践法だと感じました。

ということで、これぴったり!ということで、やってみることにしました。

クラス発表とあるけれど、出来上がった作品は保護者や同じクラスの保護者にも見てもらおうと思っている。そうすることで、書くことが楽しい!ということにつなげていきたい。私自身もまだまだなので、子どもといっしょに成長していこうと思う。

もちろん一人一人、「書くこと」に対する思いの違いやスキルの違いもあるだろうけれど、そこは少人数ならではのよさを活かしていこうと思う。

子どもたちは絶対素敵なものを創り出せると思っているから、いまからワクワクしている。

まとめ

ということで、一尾塾のEQコースはこんなことをやってみる。

1・集中をコントロールする力→マインドフルネス

2・コミュニケーションスキルと態度→クラス会議

3・多様性の受容→フォニックス

4・自己表現力と発想力→ライティング・ワークショップ

11月の体験コースについてはこちら→体験コース日程

 

参考資料

 

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