第2回 ポジティブ・ディシプリン
第1章 ポジティブ・ディシプリンとは?
優しさと毅然
本にはbe kind and firmと書いてある。
いろんな訳があるけど、「優しさと毅然」かな。
kindは親しさというのも含まれているだろうな。
子育てが始まると、いろいろと悩むケースがでてくる。
あまりにもコントロールすぎていないか。
あるいは、どこまで大目に見たらいいのか、とか。
そして結局一貫性のない支配と甘さをいったりきたり。
さらいえば、そのときの自分の状況に合わせて、ある時は支配したり、ある時は甘かったりしてしまうんじゃないか。
でもポジティブ・ディシプリンはそのどちら使わない。
「優しさと毅然とした態度」
まずは今自分がどのタイプか?
・ボス型:親だからという理由で、なんでも親の言うとおりにさせようとする。
・臆病型:子ども中心で、すべての権力を子どもが持っている
・優しさと毅然型:子どもは家族の一員であり、子どもの心を引き裂くことなしに信頼関係を築いている
この記事を読むような方は、どれかきっぱり分けられる人は少ないかもしれない。
この3つをなんだかうろうろしている感じのような気がする。
どのタイプだろうと思った時は、こんなところをチェック!
・子どもが自分から何もしないか、言われたときにしか行動しない。
・子どもの失敗を責め、しつけの道具として罰を使う。
↓
ボス型
・行動する前に、状況を観察し、行動する前に考える
・子どもを責める代わりに、解決策を探し、まず変化するのは親だと考える。
↓
優しさと毅然型
・これやるべきかな、できるかな、してあったかな、ということにエネルギーを浪費し、何かあったら申し訳なく感じてしまい、そこから子どもに学ばせようとしない。(これは結局子どもが親をしつけてるってことになってしまっている。また、親があまりにも子どもの力を信頼していないということともいえる。子どもから有能感を奪っている。)
↓
臆病型
ポジティブ・ディシプリンを使えば、罪の意識は消え、親も子どもも失敗を許容でき、不完全である勇気が持て、チャレンジできるようになる。
なぜか。
それは、失敗こそが一番の教師であると分かっているから。
また、ポジティブ・ディシプリンは一歩一歩の積み重ねであるけれど、ちゃんと自分と子ども、家族の強さになっていく。
そして、改善したいことを考え、一歩一歩、課題に向き合っていく。
だから、ポジティブ・ディシプリンは、あなたや子どもたちを押しつぶしてしまうようなものではありません。
ここはとても大切なところだと思う。
どうしてもいろいろと学ぶと「~しなければ」とか「~すべきだ」と思ってしまったり、すぐにできない自分を「ダメな親」だと思ってしまう人がそこそこいるような気がする。
そういう話ではない。一歩ずつ焦らず取り組み続けることが大切なのだと思う。
次回は、あなたのしたいことを決めて、やろう!です。
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