ハッピー・サンキュー・ナイス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

自主学校 瀬戸ツクルスクールの毎日のミーティングは、アドラー心理学をバックボーンとした「クラス会議」という手法に基づいている。

そのなかに、「ハッピー・サンキュー・ナイス」という時間がある。

それほど難しいものではない。

最近あったハッピーなこと、だれかにありがとうと思うこと、よかったと思うことを一人一人が発言していくもの。

(このルールのなかで、「パスOK」というものがあり、それもとても大切な要素なのだけれど、それについてはまたいずれ。)

 

この「ハッピー・サンキュー・ナイス」

いろいろな目的が入っているのだけれど、ざっくりいってしまえば、「温かい雰囲気になること」

(その目的を達成できれば、特に「ハッピー・サンキュー・ナイス」である必要はない。)

 

瀬戸ツクルスクールでは、毎日これをやっている。

しかし、そんなに毎日特別な事柄が起こるわけではない。

「電車に乗り遅れなかった。」「無事ツクルスクールについた。」

一見些細なことに聞こえるかもしれないけれど、こうやって淡々とした毎日のなかの当たり前になっていることに目を向ける

そうしていくと、だんだん「あぁ何を言ってもいいだな。」という雰囲気になる。

そして、今までパスをしている生徒も、ぽろぽろと言い出す。

すごくパーソナルなこと。

その喜びは他の人はわからないかもしれないこと。

でも、それを拍手という形でコンプリメントをもらえる。

話す方もうれしいけれど、実は聞いている方もうれしかったりする。

そういう自分事のハッピーをみんなと共有してくれたということ。

あなたのハッピーは私のハッピーでもある。

そんなことをなんとなく子どもたちは感じるのではないかと思う。

劇的に変わるものではないし、即時的に影響があるものでもないと思う。

でも、普段のツクルスクール生の行動を見ていると、ここかしこに見られる気がする。

 

ほかにもたくさんのいいことがあるけれど、それはまたいずれ・・・

 

話し合いをするとき、相互尊敬、相互信頼、対等がベースにあると、実のある話し合いになると思う。

いきなり家族会議はやっぱりうまくいかない。(しかも大概なにかもめたときに家族会議をしたりするので・・・)

普段の生活のなかで、ミーティングのような形式は取らなくてもいいけれど、日々の「ハッピー・サンキュー・ナイス」を伝えておくことは大切だと思う。

会社の会議もそうだし、ファシリテーションもそうだと思う。そこがあれば、もっとよい会議や話し合いができるのだと思う。

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする