分かった?と聞くけれど、きっとそれで理解度は把握できない。
どのように考えられるようになることが「分かった」ということになるのか、ということを以前SNSで書いた。
先生「分かった?」
子ども「分かった。」
先生「じゃぁそれに関連付けられるものって何?/質問を私にしてみて?/どういうイメージが描けた?/どういう推測ができる?/何が大切ってこと?/どういう風に理解したか説明してくれる?/以前思っていたこととなにが違ってたの?」
というような問いをして、それに答えられるかどうかが、「分かった」かどうかが判断できる。
さらに、「理解した」あるいは「理解しつつある」ときに実際にどんなことが起こるのか。
1・さらに知りたいという熱烈な学び手になる。
2・じっくり繰り返し考える。
3・もがくことを楽しむようになる
4・幅広く学びたくなる
5・自分の思考を変化させ続けたくなる
6・対話したくなる
7・感情が動く経験が増え、記憶に残るものが増える
こういうことが起こっているときは、理解が進んでいるということだろう。
逆にこういうことが起こらない場合は、ただのうわべの理解ということになるのかもしれない。