「なんのために学ぶのか?」
この問いに対してきちんと答えられる大人、子どもがどれくらいいるのか。
子どもたちを見ていると、
「やらないと叱られるから。」
という子どもたちも多いし、
「やらないと将来困るから。」
という受け売りのセリフをいうだけの子どもたちも多い。
大人も
「せめて高校(大学)は・・・」
「将来のため」
という漠然とした答えしか返せないことが多い。
この大切でありながら、実はあまり考えられることの少ない問いに対して、もう少し考えてもいいんじゃない?と思っている。
子どもたちが毎日取り組んでいる「学び」ということに対して、リアリティのある意義付けや目的を持てたらいいな、と思っている。
そんなことを考えるイベントを8月21日(日)13:30~16:30 瀬戸蔵で行う。
詳細はまだ決まっていないが、2011年3月から気仙沼で支援活動を行い、2013年からは、俳優渡辺謙さんプロデュースで知られるイベントスペース「K-port」の立ち上げ事業に取り組み、現在も市役所職員として現地で「担い手育成事業」に関わっている小林峻さんを招いて行う。(小林さんの記事・・・https://miyagi-ijuguide.jp/interview/273)
今回のイベントでは「学び」を「地域」と関連づけて考えてもらいたいと思っている。
「学校」はある意味隔離された安全地帯でもあるから、「地域」ということに関して、子どもたちはあまり関心がない。
これまではそれでよかったかもしれないが、「これから」のことを考えると、そういう視点を持つ機会があってもいい。
自分たちが住んでいる町には、どのような課題があって、それに向き合っていくためにどのような力が実際に必要なのか?ということをみんなで考えられる機会。
そんなこともあり、現地で地域の復興に携わってきた小林さんにお願いすることにした。
夏休みの日曜日。
親子で参加してほしい。