今週の心がけの授業は
「安定」
よく大人が将来の安定といったり、安定した収入っていったり、安定した職業っていったりするけど、それって何のこと?
ちょっといろいろ考えてみよう。
そもそも「安定」ってどういう意味なの?からスタート。
結構答えられそうで答えられなかったりする小中学生。
辞書には、「物事が落ち着いていて、激しい変化のないこと。」
じゃぁどんなときに「安定」という言葉を使う?
生徒からは、「収入の安定」「安定した仕事」「安定した成績」「将来の安定」などなど
では、「将来の安定」を考えたときどうなんだろうね~
就職したら?
大きな企業に入ったら?
手に職を付けたら?
家を持ったら?
社長になったら?
どうなんだろうね~ たしかにそれぞれ安定するかもしれないけれど、結局100%ではないよね~
それにいくら確率が上がっても、自分がどちらに入るかは誰もわからないよね~。
結局、資格も仕事も学歴も、お金だって予期せず変化するもの。
そんな不安定なものを支えにしてしまったら、それこそその支えが取っ払われたとき、ころんじゃうし、それに頼っていただけに、起き上がれなくなっちゃうんじゃない?
止まっているコマを四方から支えて自立させたって、その支えがなくなってしまったんじゃぁね~
じゃぁさぁ、どんなときに独楽って一人で立っていられる?
勢いよく回っているとき。
これを人にするならば「自分の軸」を持って「行動しているとき」「チャレンジしているとき」なんじゃないかな~。
資格も仕事も学歴も仕事もお金も、自分を成長させるための道具でしかないと思うんだけど、どうかな?
結局は変化(成長)することが安定につながっていくって私は思うんだけどね~。
それでね、独楽のたとえを続けるならば、勢いよく回っていればさ、もしその場所で弾き飛ばされたって、また違う場所できちんと倒れずに周り続けられるってことにもつながるような気がするんだよね。
ということで、
「安定」とは、「行動・チャレンジ」によって「成長」することなんじゃないかな?
と、こんな授業を今日したけれど、ちょうどそれと同じくして、公教育を選ばずに(学歴を選ばずに)大人になったサドベリー教育OBの鈴木一真さんがこんなブログをアップしていました。→サドベリー教育の卒業生たちは今
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