毎年上越教育大学の赤坂真二先生にお越しいただき開催しているクラス会議セミナーin瀬戸
そこで赤坂先生がおっしゃったこと。
「なぜ車は時速180kmのスピードを出すことがないのにそんなスピードを出せるようにしてあるか分かりますか?
それくらい出せるというふり幅が大きいからこそ、普段の走り程度の速さを安定させることができるのです。」
これって、いろんなことにも言えるのかなって。
どちらかに偏らず、大きな幅があるからこそ、自分の持っている専門性が強固になる。
逆に、自分の狭い範囲しか幅がないと、ちょっとしたことで脆く崩れてしまう。
賛同意見も反対意見も両方理解できているからこそ、自分の意見に強さがでる。
逆に、賛同意見しか見ていないと、あっという間に論破されてしまったり。
大きな感情の振れ幅があるからこそ、普段の感情のコントロールができる。
逆に、あまり振れ幅がないと、傍から見たらそれほど大したことではないということにも過剰に反応してしまう。
今私がやろうとしている教育も、厳しい上下関係や競争教育にどっぷり浸かったし、その真逆の教育もやってみたので、自信をもって取り組めるのかもしれないな、と思った。