三谷さんの本。
「はじめに」の最後にある言葉。
「未来はここにある。でもみんなにはまだ見えていないだけだ。」(ウィリアム・ギブソン)
そして、内容がスタート。
「比べる、ハカる、空間で観る」
それぞれの力を事例を交えて説明してくれている。
事例も身近なものが多く、なるほどな、と感じられる。
そして、最後に
「発見する眼の鍛え方」
ここでは、社会人だけではなく、小中学校や家庭でできることが書いてある。
・「横並び」が発想力を阻む
・内なる壁を崩すための「限界突破体験」
・「ヒマと貧乏」が発想力を高める
・楽しい「お手伝い」が生む発想力
大半はこれと真逆のことをしてしまっていないかと思う。
・みんなといっしょがいい。
・できないと決めつけて挑戦しない。
・いつも忙しい、無いものは与える
・お手伝いはいやいややる。
そりゃ発想力も鍛えられないよな、と思う。
このあたりは、親や教師がコレカラの時代にどういった力が必要なのか、ということをしっかりと考えていく必要がある。
少し話が飛んでしまったけど、読みながら、
発想力を鍛えるということだけれど、いつもと同じ毎日しか見れない眼ではなく、日々のなかから楽しいことを見つけ出す眼であり、大半は目に見えないことであると言われている「大切なこと」を見つけ出せる人を育てるための眼を鍛える。
そして、それは今ここから未来につながっている希望を見つける眼を鍛えるということにつながるんだろうな~
そんなことを感じた。