訳しています。
第14章 あなたが思春期の頃に解決できなかったことを自分の子どもに重ねていませんか?
・あなたはあなたを信頼していましたか?そして、あなたは自分自身の手で自分の人生を切り拓けると知っていましたか?(力)
・あなたはあなた自身についてOKを出せていましたか?そして、自分の居場所があると感じられていましたか?(セルフイメージ)
・あなたの身体的特徴に嫌な気持ちを持っていましたか?(身体的イメージ)
・あなたは男友達、女友達はいましたか? デートはしましたか? 異性に対して偏見を持っていませんでしたか?あるいは同性に対して。(親密な関係)
・あなたは楽しく時間を共にできる友達がいましたか?(友情)
・親を信頼していましたか?大人の手助けや知恵が必要だと感じたときに、相談しにいけると感じていましたか?(親子関係)
レオもこれらの質問に答えて、彼が向き合うべき事柄について学びました。
レオの母親はシングルマザーで、多くのことを子どもの自由にさせてくれる母親でした。
彼らは自分でなんとかしようという気持ちに溢れていました。なぜなら、彼らのやる気をコントロールしようとする人がいなかったからです。
時々、彼と妹は父親のところで過ごすこともありました。彼の父親はとても厳しく、何度も何度も、彼らはなりたいものにはなんにでもなれるけれど、それを叶うものにするかどうかは自分次第だ、と言い続けていました。
レオはどちらの親にも助けは求めることができないと思いました。彼は、父親はあまりにも忙しいと思っていたし、いつも仕事や家事に一人で追われている母親には余計なことを要求したくないと思っていました。
レオはとても自立的に育ちましたが、あまり親から関心をもたれていなかったと感じました。
今、彼は子どものことに常に関わっている親でありたいと思い、二人の子どもを甘やかしすぎていました。
その結果、子どもは家のことについて全く責任を負おうとはしなくなったし、どこに行くにしても彼に送っていってもらえると期待しているし、忙しいスケジュール管理を彼にお願いするようになっていることに、少し驚きました。
レオは疲れ果てました。
彼は子育てをできるだけおろそかにしたくなかった一方、彼自身が子どものころに持つことができなかったことを子どもたちに与えたかったのです。
【今日の一冊】
講座でもよく使いますし、一尾塾のEQコースでもよく使っています。現場先生方が実践されているものなので、とてもやりやすいです。
学校の先生ではなくても、講師業をやっている方なら、使えるものがたくさんあると思いますよ~