子どもを依存的にさせる言葉がけ

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Positive Discipline for Teenagers, Revised 3rd Edition: Empowering Your Teens and Yourself Through Kind and Firm Parenting

コツコツ訳しています。

 

時々、エンパワーリングの関わりは、それらに罰やコントロールが含まれていないので、“なにもしていない”ように感じる親もいるようです。

 

しかしながら、この関わりを行うことで、長期的な結果においては、非常に価値ある結果を出すことができます。

 

先に述べた2つのリストの違いをみると、いかに自分がイネーブリングの行動に長けていて、エンパワーリングの行動について未熟であるということが分かると思います。

 

イネーブリングの行動は、あたかも生まれつきのもののように感じているかもしれません。

 

 

実験的なワークショップのクラスで、19人の親に協力をしてもらい、9人はイネーブリンググループとして並んでもらい、ほかの9人はエンパワーリンググループとして並んでもらいました。残りの一人は、10代の役割をしてもらいました。

 

そして、10代の役割をしてもらっている方に、宿題に関することについてイネーブリンググループの前を歩いてもらい、以下の言葉がけをしてもらい、そして、そのとき、その“10代のこども”が何を考え、何を感じ、それらの言葉がけに対し、何を決めるのかということを書いてもらいました。

 

 

イネーブリングの言葉がけ

1・まだやっていないなんて信じられないわ。いったいどうするつもり?もういいわ。今回は私がやるけれど、次回はちゃんと痛い目をみなさいよ。

 

2・ねぇ、車も携帯もおこづかいも買ってあげたんだから、宿題をやるんだろうと思ってたわ。

 

3・もし宿題をやったら、CDやおこづかい、携帯電話をあげるわ。

 

4・服の準備や車に乗った時に寒くないように車を温めておいてあげるから、その間に急いできるだけやりなさい。

 

5・まったく理解不能だわ。家の仕事は免除したし、朝早く起こしたし、あなたが行きたいところには連れて行ったし、昼食も作ったのに。なんでこんな風になるの?

 

6・わかった。今朝はあなたが体調が悪かったと連絡帳にかくわ。でも、ちゃんと宿題を間に合わせるようにしてよ。

 

7・もうわかったわ。宿題が終わるまで、外出禁止よ。車もなし、テレビもなし、友だちとあそぶのもなしよ。

 

8・まぁなんの不思議もないわね。私はあなたが動画をみてばっかりだったことや、友だちと遊んでばっかりだったこと、寝てばっかりだったことは見てたからね。恥ずかしい目にあえばいいのよ。ちゃんとやらないと、路上生活者のところに送り出すわよ。

 

9・早く宿題終わらせなさいと何度言ったかしら。なんでもっとお兄ちゃんみたいにできないの。もっと責任感ってものを持てないの?いったいどうするつもり?

 

 

自分がこれらの言葉を聞いた思春期の子どもだったとしたら?と想像してみてください。

 

あなたは何を考え、感じ、決めますか? あなたはエンパワーされたと感じますか?

 

これらの言葉がけがどれくらいあなたを助け、勇気づけるかを考えてみてください。

 

早くもっとよくなりたいという気持ちを持ちますか?

 

私たちはそう考えません。

 

このワークに子どもとして参加した人々は、シャットダウンされた感じ、反抗心がでる、怒りがでる、スイッチをきる、背を向ける、そんな風に言います。

 

さて、引き続き、思春期の子どもだったとして、今度は“エンパワーリングの言葉がけ”を聞いて、あなたは何を考え、感じ決めるのかということを想像してみてください。

 

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