コツコツ訳しています。現在第5章「どのように子どもを動機づけるか」 全14章。
もうすぐ5章も終わるな~
引き続き、フォロースルーについて
今まで私たちが伝えてきたことは、契約書のようなものを書くよりもうまくいく機会がかなり多いです。
そういった契約書を書く類のことをやる親は、ほとんどそのルールが守られないということが分かっているはずです。
そして、たいてい、フォロースルーに比べて、かなり複雑になってしまうようです。
子どもたちは、親にめんどくさいことはしないでほしいという何かしらのサインを出しています。
もし、その約束事が書くのだとしたら、契約というよりも、記録として書くべきでしょう。
契約は、もし守ることができなかったら、たいていなんらかのペナルティ(あるいは罰)があるということが含まれています。
この約束事には罰もなにもありません、ただ、やり通すというだけです。
大人でさえ細かい約束事は忘れます。
何かに書き留めておけば、いつでも確認できますし、“私たちの正確な約束事はなんだった?”と聞くことができます。
そうするとフォロースルーが身勝手なその時限りのきまぐれのものではなくなります。
いくつかの家族では、家族会議で彼らの決まり事をノートに書くことにしました。
ほかの家族は、新しい約束事が日常的なものになるまで、メモをカレンダーや冷蔵庫に貼り付けることにしました。
明文化した約束事は、仕事チャートのような形を取ることもあります。
フォロースルーはお互いが決めたことに対してその決めたことをやり抜くということを手助けしてくれる、最も効果的なやり方です。