ポジティブ・ディシプリンによって子どもが学ぶこと

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Positive Discipline for Teenagers, Revised 3rd Edition: Empowering Your Teens and Yourself Through Kind and Firm Parenting

すこしずつ訳しています。全14章。現在第3章(あなたの子育てスタイルは?)の終わりのあたり。

優しさと毅然とした態度の子育て

優しさと毅然とした態度の子育てー長期的であり、勇気づけの子育てーは、この本の中心となるものです。

 

私たちはこの子育てスタイルを、ポジティブ・ディシプリンと呼びます。

 

それぞれの章では、この章にある大まかな内容をさらに詳しく解説し、ポジティブ・ディシプリンの子育てができるようなスキルをお伝えしています。

 

このポジティブ・ディシプリンでは、子どもたちはこのようなことを学ぶでしょう。

 

1・自由には責任があること

2・相互尊敬は、今ここで実践すること

3・私は、問題解決力やコミュニケーション、そして、他者に対する尊敬といった価値あるスキルを学ぶことができる。

4・間違いは学ぶ機会だ。

5・家族一人一人にそれぞれの人生があり、“私は世界の中心ではなく、世界の一部である。”

6・“私の両親は、非難することや辱めること、また痛みを与えることをしないという雰囲気の中、自分のした選択のプロセスや結果に対しての探求を通して、私を信頼して支えてくれるだろう。

 

 

ポジティブ・ディシプリンは、今目の前のことをどうにかするということよりも、長期的な目で身に付けてもらいたいことに関心を持ちます。

 

もし親が長期的な視点からの子育てを行うために変化しようとしたときに克服しなければいけないことは、失敗を恐れないことです。

 

人間は、成長中は多くの失敗をするものですが(実際には、生涯にわたって失敗し続けます)、私たちはしばしば誤りを学ぶ機会と捉えるよりも、失敗だとして捉えてしまいます。

 

以下の例は、ロンダが彼女の子どもを救い出したいという誘惑を避け、その代わり、娘がライフスキルを学ぶためにポジティブ・ディシプリンをどのように実行したのかという事例です。

 

 

ロンダの娘、ベツィーは、教室での先生の振る舞いの理由がよくわからず、どうしたらいいかわからなくなってしまったので、先生との話を持つことになりました。

 

ベツィーはその話し合いに母親に来てくれるようにお願いしました。

 

ロンダは、今目の前にあることをどうにかするよりも、今後のことのほうが大切だと考えていたので、行くことに同意はしましたが、こんな風にいいました。

 

“私はあなたをサポートするためにその場にいるけれど、私はあなたが自分の気持ちをちゃんと伝えられるということは分かってるからね。”

 

学校へ行く途中に、ロンダとベツィーが練習をしたときは、自分の気持ちをちゃんということはできていましたが、いざ先生に自分の気持ちを話すと、ところどころでつまってしまうことはありました。

それでも、ロンダは何も言わずに傍でたってしました。

 

そして、ロンダは先生に時間をとってもらったことにお礼をいい、その後、ベツィーに、自分の思いや感情を先生に伝えられたことを、本当に誇りに思うと伝えました。

 

ロンダは、ベツィーが緊張していたことに関しては触れませんでした。

 

ロンダの長期的なゴールは、彼女の娘が勇気を育むことです。

 

いずれベツィーはやっかいなことに巻き込まれたり、侮辱されたりしたときに自分の意見を自分一人で言わなければいけないときが来ることを分かっています。

 

もしベツィーが、彼女の母親が隣に静かに立っていてくれるなかで、自分の意見をいう練習をしていれば、こういった場面が来た時にでも自分一人で対応できるような自信を持てる日がやがてやってきます。

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