みんなの教育サミットinあいち~15歳までの選択肢~
私立教育 勇気づけ学園 原田武敬先生&原田綾子先生
夫婦で、アドラー心理学をベースにした私立学園 勇気づけ学園を設立準備中。
今回のサミットの中で、ぜひ現在進行中で学校を創ろうとしている原田夫婦の話をしてもらいたいと思いオファーしました。
また、私のアドラー心理学との出会いは、原田綾子先生のブログでした。
学べることが盛りだくさんのブログなので、ぜひこちらも見てみてください。
発表のなかでは、原田綾子先生からは、今までの経験やそこで学んだこと、気づいたこと。
そして、なぜ現在、保護者向けの講演をしているのか?ということ。
原田武敬さんからは、現在開校に向けての活動について八ヶ岳親子塾や勇気づけ国語塾での実践を中心にお話していただきました。
「大人が自分を勇気づける姿を見せることで、子どもも勇気づけられる」
教員時代に原田綾子先生が引き継いだ学級崩壊クラス。そこには勇気をくじかれた子どもたちがいました。
そして、その向こうには勇気をくじかれている保護者の方がいるということを知り、まずは大人を勇気づけることが先なんじゃないか?と思い、現在は保護者向けにアドラー心理学の講座や独自の教材を使った心理学講座をしていらっしゃいます。
私も時々保護者向けにお話をさせていただく機会があるのですが、必ず最後に伝えることがあります。
それは、「お母さん(保護者の方)が楽しく過ごしてください!」ということです。
まさに原田綾子先生がアドラー心理学などを通して伝えたいことと同じことです。
「不便・不自由・不親切」
原田武敬先生からは、現在活動中の八ヶ岳親子塾や勇気づけ国語塾についてお話していただきました。
八ヶ岳親子塾で大切にしていることは、
「不便・不自由・不親切」
ここだけ聞くと、なんじゃそりゃ?!と思う人もいるかもしれませんが、きっと人間はそういう状況にこそ、「考える」ということをするのだろうと思いますし、「工夫しよう」と思うのだと私も思います。
ただ、そのなかで必ず必要なことは、安心・安全の空気感。
原田武敬先生を中心としたスタッフがそういう空気を創り出しているので、子どもたちも十分にいろいろとできるのだろうと思っています。
なぜそう思うのか。
それは、今回の発表のなかで、子どもとの関わりについての話のときに、本当に楽しそうな表情をされていたからです。
こんな雰囲気のなかだったら、子どもたちは伸び伸びと学んでいけるだろうなぁと思いました。
そのほかにも質疑応答では、「褒め」と「勇気づけ」の違いは?という質問などもでて、とても盛り上がりました。
続きはぜひこちらの著書をご覧ください!
今回ですべての登壇者の紹介は終了です。
次は、会場から出た質問に関して、答えていこうと思います。