今日は月に一度のママーズの日。
ママーズとは、「なんとか学校の先生をサポートできる術はないものか?」と思って立ち上げた学習会。
現在は、「クラス会議」という手法やアドラー心理学について学んでいます。
グループは全部で3グループ。
今日はそのなかでも一番長く続いているグループの日。
まずはこちら
今日は「ユーモアのセンスを持つこと」「生徒の学校以外に関する興味を尊重すること」
ユーモア・・・なかなか難しいけれど、やっぱりこれもトレーニング!
テレビを見るもよし、落語を聞くもよし。
ただし!!!これはだめ!というのが2項目
・生徒を押さえつけるためにユーモアの衣をまとった皮肉を使う教師
・生徒をだしにして「笑いをとる」教師
実は2つめの項目は家庭でもやってしまいがちなのかもしれないね~
ちょっと雰囲気悪いときとかに、子どもやパートナーをだしにしてしまったり・・・
「笑いがとれればそれでOK」的な雰囲気があるのかな・・・
どうしたらだれも傷つけずに笑いを取れるのかなという話から、そういえば、「天丼」ってのがあるらしいよ、という話にも。
生徒と学校以外の話をすることもとっても大事。
私の塾でも、はじめて会うときは必ず勉強以外のことも話したりします。
最近は、「がんちゃん」という言葉をよく使います。特に女の子ね。
もちろんプライベートでもあるので、なんでもかんでもガンガン聞くわけではありませんけどね・・・
その後、ヒューマン・ギルドが出版している「アドラー心理学教科書」で
「劣等感」について。
劣等性:生活上不利に機能する客観的な属性。この中にも3つの劣等性が。器官劣等性、社会的劣等性、実存的劣等性
劣等感:主観的に、自分の何らかの属性を劣等であると感じること
劣等コンプレックス:ライフタスクへの対処を避ける口実として劣等感を使うこと。
優越コンプレックス:深い劣等感を自分からも他者からも覆い隠すために、あたかも自分が優越であるかのようにふるまうこと。
アドラーが若いころは、劣等感の補償が人間を目標追及にかりたてる原動力なのだと考えていましたが、やがて目標追及性のほうが先にあって、劣等感はその副産物だと考えるようになったとのことです。
現代アドラー心理学では、劣等感やその補償の概念はあまり使われることはないそうです。
と、書くとなんだか堅苦しい感じがしますが、学習会はおもしろい実例だらけでしたね~