よくある質問
Q:
もし親が反対したら?
A:
参観してもらうことを提案してみましょう。ミーティングしている姿を観れば、反対する親はほとんどいません。
何人かの生徒は、クラス会議で取り上げられることについて不満をいって親の特別な注意を引こうとするかもしれません。
たとえ子どもが親に適切にクラス会議のことを話したとしても、つるし上げのように捉える親もいるかもしれません。
その場合、親がそのように思ってしまうことを理解できるということを伝え、自分でもそのプロセスやポジティブな結果や行動を観ていなければ、そのように感じるだろうと伝えましょう。
何人かの親は来校してくれるかもしれません。他の保護者はあなたの理解と提案で安心するでしょう。(親に向けたお知らせを付録3に付けています。)
もし参観したあとも親が反対するようだったら、あるいは、参観を断りクラス会議に子どもを参加させないと主張するようだったら、クラス会議の間に子どもを別の教室や図書館などにいられるように手配しましょう。
ある生徒は、すぐに学校に訴えにくる過保護すぎる母親に不平をいいました。
彼女は子どもを参加させないように主張しました。
その後、彼女の子どもは、クラス会議の間、図書室に行かなければならないので、仲間外れにされているように感じると不平をいいました。
Q:
もし生徒が参加したくなかったら。
A:
生徒たちは数学の授業の出席に選択肢がないように、クラス会議にもその選択肢は持つべきではありません。なぜ参加したくないのかということについて話し合うこともできますし、どのようにしたら全員が参加したいと思えるようになるかを改善する話し合いをすることもできます。
Q:
決定事項をどのように実施させたらよいでしょう。
A:
生徒が 個人、あるいはグループによって決められた決定事項を教師が実施させる必要はありません。生徒はなにが起こっているかということにとても自覚がありますし、もし他の生徒が忘れてしまった場合、その生徒は思い出させてもらえるし、もしそうでなければ、もう一度議題にあげるでしょう。
Q:
先生か生徒がクラス会議を運営しますか?
A:
生徒が十分な年齢になったところで、出来る限り責任を持たせてやってもらうのはよい考えです。
多くの先生が司会と書記をローテーションしています。一人の生徒が一週間司会をやり、議題とファシリテートの責任者となります。書記はすべての提案と決定事項を書き出すことについての責任者です。