ポジティブディシプリン 子育てツール3

解決策に目を向ける

「なんでそんなことするの?」

「なんでわかんないの?」

ついつい言ってしまいませんか、こういう言葉。

これらに共通することは、なにか原因があって、その原因を明らかにすれば、目の前の問題が解決するんじゃないか?というマインドです。

この原因追求型の関わりをすると、どうなると思いますか?

おそらく、責任逃れをするようになるでしょう。

そのために嘘をつくでしょう。

そして、責められるくらいならやらない、ということにもつながることが多いです。

さらに二人の関係も悪くなります。

決して保護者もそんなことは望んでいません。

しかし、その関わり方しか知らなければ、そうせざるをえませんよね。

 

ではどうすればいいのか。

「解決策に目を向ける」

というツールを使うということです。

具体的に言えば、

「どうしたらできると思う?」

「なにができるかな?」

という感じです。

起こってしまった失敗は、もう戻ってきません。たとえ原因が分かったとしても、その次の解決策を生み出さなければ、状況は変わりません。

それになによりも大切なライフスキルや姿勢は育まれません。

しかし、「解決策に目を向ける」ことで、様々なライフスキルが育まれる可能性があります。

未来思考、自己決断力、発想力、チャレンジ精神、自分で選ぶ力などなど。

ということで、何か問題が起きたとき、原因追求はそこそこにして、解決策に目を向ける時間を増やしてみてはどうでしょうか。

意識したら、実は原因追求型ばかりしていた自分に気づくかもしれませんよ。

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