訳しています。
練習
次のアクティビティで、自分が思春期だったころを思い出して、自分が抱えている問題を明らかにしてみましょう。また、それを通して、子どもの見る世界に触れてみましょう。
「親だったらこうするべきだ!という」考えは捨てて、あなたが思春期だったころ、どう考え、感じ、振る舞ったかを思い出してみてください。
そうすることで、あなたが思春期がどんなものだったかを思い出し始めるでしょう。
そして、思春期の子どもがどのような感覚を持っているかをより理解できるようになるでしょう。
そして、それらは、子どもの行動をあまりにも自分の考えに基づいて判断しているということを教えてくれるでしょう。
あなたの思春期のころの未解決課題を発見しよう!
1・あなたとあなたの子どもが、違ったらよかったな~という状況が起こると考えてみてください。
2・その状況が起こったら、あなたはどのような感情を持つでしょうか。
必ず感情語を使うようにしてください。
”まるで~みたい”、あるいは”~のようだった”という言葉は使わないようにしてください。
感情は一語で表されます。もしあなたが一語以上で表現するならば、それは考えているということです。
例えば、
”私の子どもは私のことを嫌っているように感じる”
これは考えです。
一方、
”私は傷ついた”
これは感情を表しています。(様々な感情を同時に経験することもありますが、それらを表現するときは、一つの単語をたくさん使うというやり方です。完璧な文章ではありません。:怒り、悲しみ、哀れみ、といったようなものです。)
3・その問題の状況において、あなたがしていることはなんですか?
4・あなたのとった行動に対して、子どもはどのような反応をしますか。
5・子どもの反応に対して、あなたが決意したことはなんですか?
あなたが思春期だったころを思い出してみましょう。
1・あなたが思春期だったころを思い出して、自分が望むようにうまくいかなかたことを思い出してみて、当時の状況を具体的に書き出してみてください。
2・あなたはその状況についてどう感じていましたか。
3・その状況で、どのように振る舞いましたか。
4・あなたやあなたの親の振る舞いについて、周りの大人はどのように振る舞いましたか。
5・その大人たちの振る舞いに対する自分の反応はどのようなものでしたか。
6・その状況について、あなたが決意したことはなんですか。
過去についての洞察から、現在のあなたを手助けする。
1・上記の2つの状況において、あなたが書いたことを振り返ってみましょう。あなたが思春期のころから持ち続けている未解決の事柄をかいてみましょう。
2・当時の状況を振り返って、今のあなたの子どもの状況に対して、より効果的な関わりができるような情報が、もしあれば、書き出してましょう。
3・もしあなたがそれらのつながりについて考えることが難しいと感じる場合は、あなたの答えを家族や友達とシェアしてみましょう。おそらく彼らはなんらかのものを見つけ出せることができるでしょう。やはり、自分自身のパターンや状況を自分でみるということは、とても難しいことなので。
【今日の一枚】
いつも本だったので、たまには音楽でも。
中学生のころ聴いていたラジオで、流れてきた曲。「Metal Guru」
たった2分27秒の曲だし、単調といえば単調なメロディー。でもすごく印象的だった。
この曲の入っているアルバムの写真も好きだった。これをきっかけに洋楽に足を踏み込んだ気がする。