こつこつ訳しています。
”you feel”型
時々、子どもは自分の感情をオープンにして、それを表現しようとすることがあります。(時々それは尊敬の念に欠いたやり方で)
そうすると、それに対してネガティブな反応をするかもしれません(尊敬の念に欠いたやり方で)。
もしあなたが、子どもに、そんな風にネガティブな感情を感じてはいけないし、もっと尊敬の念に基づいたやり方にするべきだといったり、なにかしらで反撃したりすると、彼らはネガティブな感情を持つことはよくないことだし、押さえなければならないということを学んでしまうことがあります。
私メッセージのモデルを使うと、子どもは、そこで尊敬の念に基づいていた、敬意のある感情表現を学ぶ手助けとなるでしょう。
彼らの感情をyou feelの型を使って言うこともまた、有効です。
時にはそれは明らかに分かることなので、容易に有効活用することができるでしょう
ただ、それをやる際に注意しないといけないことは、オウムのようにただ真似して繰り返しているだけのように聞こえないようにすることです。
もしあなたが、単純に言葉だけを繰り返すのではなくて、その背後にある感情について触れるときに、あなたの、子どもの本当の声を聴きたい、という気持ちは伝わるでしょう。
DJは彼の父親が部屋に入ってきたときに、テレビを観ていました。そして父親はごみを出しておくように頼みました。DJは父親の声は無視しました。
5分後、父親は部屋に戻ってきて言いました。“すぐにテレビを消して、ゴミを捨ててきなさい。”
DJは言いました。“なんで父さんがしてほしいことをぼくが今すぐやらなくちゃいけないの? もし僕が父さんに、今すぐテレビを消して僕のしてほしいことをやって、といったらどうするの?”
父親はDJが反抗し、防衛的になっていることが分かりました。
幸運にも父親は、あなたメッセージを思い出しました。
DAD:私があなたにしてほしいことを今すぐやって!ということが嫌いなんだね。そして、怒れてくるんだね。なぜなら、私があなたの時間や興味に対して尊敬の念を持っていないから。
都合のよいときに、もうちょっと思い出させるような声掛けをしたり、選択肢を準備してもいらいたいということかな。
DJ:その通り。
DAD:DJの言う通りだね。私は尊敬の念に欠けていたよ。いつだったらゴミを捨ててきてくれるかな?
DJ:次のCMのときかな。
DAD:では、お願いするよ。
彼はこの事例を勉強会でシェアしてくれたとき、次のようなことを付け足してくれました。
“以前の私なら、私が彼に対して尊敬の念に欠く行動をしたと思う代わりに、子どもに対して、なんでいうことを聞かないのかということをつめよって、問題をさらにエスカレートさせていたと思います。”
同じ勉強会グループの母親は言いました。
以前、娘が友達とのケンカについて私に話してくれた時、私は言いました。
“大丈夫よ、きっと明日には仲直りできているわよ。いつものことじゃない。そんなに長くつづかないわよ。”
彼女は大きな足音をどんどんと鳴らして、扉をバタンと締めて部屋を出ていきました。
でも今は、こんな風に言います。
“友だちと喧嘩をして、すごく嫌な気持ちになってるのね。仲直りできるかどうか不安なところもあるから。そして、彼女のような親友はほかにいないから。”
私は彼女の表情が聞いてくれた、分かってくれている、というように感じてるように見えました。
そして、彼女は言いました。
“そうね、でもきっと明日仲直りできると思うわ。”
問題をなんとかしようとしたり、遠ざけようとする代わりに、よく理解して、感情を反映したほうが実際はもっと容易でした。
それはまた、彼女が感じていることをただ押し隠してしまうよりも、有効であることを教えてくれました。