2月20日に三谷宏治さんを招いて「ヒマと貧乏とお手伝い」のセミナーを開催します。
そのセミナーの後半で、自主学校 瀬戸ツクルスクールの実践と効用についてお話させていただきます。
そこに向けて少しずつまとめていきたいと思います。
ヒマ
自主学校瀬戸ツクルスクール。一日で決まっているのは、ミーティング、昼食の買い出し、昼食づくり、帰りの会のみ。
それ以外の時間はすべて何も与えられない時間。
いうなれば「ヒマ」な時間。
そんななにも与えらない時間が育むもののひとつは、
主体性
主体性の定義はいろいろあると思いますが、ここは7つの習慣の考え方でいきます。
主体性とは、自分のことを自分で決める。
さらにいうのであれば、自分のことは自分で選んで決める。
自分で選ぶためには、そこにスペース、空白が必要です。
それを「ヒマ」ということを使って提供しているわけです。
自己決定力と責任感
さらにそのプロセスのなかで、自己決定力と責任感を育めます。
自分で選ぶためには、自分で決断をしなければなりません。
なんの外的プロモートもないので、どういう行動であれ、自分で決めたということに自然になります。
たとえそれが寝ていたとしても、自分が選んだということになるわけです。
そして、自分で決めたからこそ、その行動に責任感を持てるわけです。
人のせいにするのは、だいたいが自分で決めたと感じていないときが多いのではないでしょうか。
そういう人のせいにすることがほとんどない状況で過ごせば、決断力や責任感を育みやすいだろうと思っています。
このように実は何にもしていないようで、すごく大切なことを肌で感じて、経験しています。
そして、瀬戸ツクルスクールでは、毎日毎日がこの流れになっているので、主体性や自己決定、責任感が育まれやすいといってもいいと思っています。
本当に決断の繰り返しです。
だからたまにゲストで参加したりすると、結構疲れたりもするようです。
だれも何もやることを言ってくれませんからね。
そして、なにをやるか考えなければいけないので(笑)