キャリア教育っていうけれど、私の思っているキャリア教育と一般的に思われているキャリア教育はどうやら違うらしい。
おそらく一般的なキャリア教育というのは、
・どんな仕事があるのか
・その仕事にどんな意義ややりがいを感じるのか
・そこで働けるようになるために何をするのか・・・・
そんな感じなのかなぁと。
キャリアという言葉が「仕事・働く」ということとほぼイコールな感じがする。
私が思うに、キャリアっていうのはそうじゃなくて、
「キャリアはその人の生き方であり、人生そのもの」
なんだと思っている。
だからもしキャリア教育を子どもにしたいと思うのであれば、その人の人生や生き方を伝えることがいいのではないかと思っているし、実際私の塾ではそのようにしている。
職業のことをメインに話すのではなくて、
自分は何を経験してきて、どのように感じて、どうやって選択してきたのか。
そして、これからどうしていくのか。
そのなかには、友人関係もあるだろうし、親子関係もあるだろうし、仕事に関することもあるだろう。(そう仕事はキャリアのなかのほんの一部でしかないと私は考えている。)
そして、私は有る意味普通の人生を送っていると思われるような人を塾に招いている。
子どもたちに何か特別なことをしてきた人が話をすると、確かに響くところはあると思う。
それはそれでいいんだろうけど。
でも、それよりも、どんな人でも人それぞれの人生があって、それぞれが目の前の課題や幸せを感じながら生きているのだということを伝えたいんだよなぁ、私は。
ただ、それだと一見地味に見えるからね(笑)
成果や変化をすぐに求めるような現場だといまいちだろうね。
あれ、なんとなくまとまりがなくなってきた(笑)
とにかく、私自身が思っている子どもに伝えたいキャリア教育は、いろいろな人のそれぞれの人生そのものなんだよなぁ。