他の人がどう考えるかをやめて、子どもにとってベストなことをやろう。

他の人がどう考えるかをやめて、子どもにとってベストなことをやろう。

 

コニーはブラッドの味方になると決めたので、決めたからには、他の人がどう考えているかということを心配することを一旦やめることにしました。

また、定時制に行く生徒は、普通の学校にいけない負け犬だというステレオタイプの考えも、一旦横に置きました。

代わりに、いいところに目を向けました。

彼女はブラッドに、あなたは相互尊敬の雰囲気のなか、自分のペースで進めることを許されていれば、かなりよくできると信じている、と話しました。(定時制のスタッフは、通常の学校のスタッフはよりも、尊敬の念に満ちた対応をします。)

 

コニーは転校するためには、何をすべきか、ということを両方の学校の確認することに合意しました。

次の子育てサークルでは、電話をするのは、ブラッドといっしょにしたほうがより効果的だということを学びました。

彼女は優しさと毅然とした態度を取れる親として、大きな一歩を歩みました。

 

 

後日、コニーは、子育てグループで言いました。

こんなによくなるなんて思ってもみませんでした。

彼が見ている世界を見て、その視点から彼をサポートしたことで、彼との関係がよりよいものになったと思います。

お互いを負け犬と感じてしまうような権力争いから抜け出し、お互いを勝者だと感じられるような解決策に目を向けるようにしました。

 

私は、「よい親」ということについて改めて考えてみました。

私にとって一番よい考えを子どもにさせようとするときはいつでも、私は説教をしたり、正しさを教えようとしたり、支配的になろうとしていました。

そして、彼は反抗するのです。

しかし、私が優しさと毅然とした態度でブラッドが考えていることをサポートすると、彼は私に話しかけ、解決策をいっしょに考えるようになりました。

他の人がどう考えているかということを心配すればするほど、子どもとの溝は深まりました。(大抵、意見をしてくる人たちのことは、どのみち、私はあまり気にしていませんでしたが。)

 

自分が誰の味方なのかをいうことを思い出すこと、そして、それに沿って行動することは、本当に価値あることです。

 

1年後、コニーは、ブラッドが定時制でうまくやっていることを共有してくれました。

 

彼は学習課程に追いつくことができ、その次の年に、普通学級に帰りました。

コニーは、うまくいった理由は、解決策が罰ではなく、彼のアイディアだったこと信じています。

彼はまた、コニーの支配的態度に反抗することをやめることができ、自分自身の行動に集中することができました。

相手を変えようとすることをやめ、自分自身が変わろうとすればするほど、子どもはより責任感を持つようになり、有能感を持ち、心配りができるようになります。

明らかに、彼が考えた解決策は、母親が勧める方法とは違ってしました。

彼は自分のためになることを自分で考えることができました。

 

長期的にみて、子どもにとってなにがよいかということを思い出してください。

他の人がどのような評価をするのか心配する代わりに、子どもが興味をもっていることに集中するようにシフトすることを決心してください。