古い習慣は変えることが難しい
もちろん親として、子どもの側に立っているとは思いますが、子どもから見たら、そうは思えないこともあるのです。
実際に、非常に見る目がある人がみれば、どう見ても子どもの側に立っていないということがまるわかりのことがよくあります。
子どもが関心のあることだから、という理由で、多くの親は、子どもの側に立つということ、幸せな人生を送るために必要な性格やライフスキルをつけること、という視点を失ってしまいます。
あなたが心配すればするほど、子どもはあなたが味方であるとは思えなくなっていくのです。
子どもたちの中には、何でそんなに急につらくあたるのかわからないと思っているようです。
おそらく、あなたは、経済や労働市場についての恐ろしさや、21世紀を生きることになる子どもたちが大人になるころには、仕事を見つけることが難しくなるんじゃないかといことで頭が爆発しそうになり、だったら、今は抑えつけてでもやらせることがよいことだと理解しているのかもしれません。
これは何でも欲しがる幼児に、大学で必要なテストをクリアする力やよい履歴書を書かせるための練習をさせるための戦いを挑んでいるように見えます。
メディアは言います。「あなたが若かりしときとは違い、今は大変なのだ。」と。
あなたの経験を大したことではないと見下げることは非常に簡単にできてしまいます。(私は失敗して、未だにそれをひきずっている、といったような)そして、“もし自分の子どもが失敗したら、きっとひきずってしまうだろう。”と。