今日はママーズ(母親学級サポーター育成自主勉強会)
教科書は、クラス会議で子どもが変わる
地道に読み進めています。今日は
「ケアリングの理解レベルの測定結果」
ジェイムズ・タニー博士という方が、博士論文のテーマとして扱ったとのこと。
校長たちに
「あなたは教師たちを大切にしていますか?」→高いレベルのケアリングをしている。
教師たちに
「校長はあなたたちを大切にしていますか?」→極端に低いレベルのケアリングしか受けていない。
教師たちに
「あなたは生徒たちを大切にしていますか?」→高いレベルのケアリングをしている。
子どもたちに
「先生はあなたたちを大切にしていますか?」→極端に低いレベルのケアリングしか受けていない。
そんな文を読みながら、いろいろとトーク。
「これって上下関係があるとこうなるんじゃないかな?」
「確かに上下関係のないツクルスクールでは、そもそもそういうことを相手に求めない空気だよね。」
「でもケアリングがないかっていうと、普段はいろいろだけど、いざというときはケアリングしてもらえる、という空気感があるように思うよね。」
「ってことはなに?上下関係のなかで自分の思っているケアリングを相手にも感じてもらいたかったら、かなりがんばらなくちゃいけないってことになっちゃう?」
「かもね~ それにこれ、親子関係を上下関係で保っていると同じ事が言えるかもね~。子どもが必要以上にケアリングを求めてくるときは、もしかしたらそれは上下関係の賜物かもしれないね~」
「元気なときはいいけど、いつもいつもだと疲れるよね~。だったら、対等な関係をつくっておくといろいろとエネルギーを使う量も減って楽かもね~」
なんてことをいろいろと話しました。