「ともだち」ってなんだ・・・

「ともだち」ってなんだろう・・・この本を読みながら、果たして自分は小学生、中学生のころ「ともだち」はいたのだろうかと思いをはせた。

さまざまな「ともだち」の定義がでてきて、「それはともだちということなんだろうか・・・」といろいろ考えさせられる。

そんな思考をしていると、展開が少しずつ進み、後半の展開は力強く胸に迫ってくる。

これは言葉で伝えるよりも、やはり読んでもらった方がよい。大人もそうだけれど、周りが見え始める小学3年生以上に読み聞かせるとよいかもしれない。

ともだち 谷川俊太郎(文) 和田誠(絵)