先日中学校でPTA向けに講座をさせていただきました。
今日、そのアンケートをいただき、前向きに捉えていただけた方が多かったようで、ほっとしました。
そのなかでも、
「コミュニケーション能力を身に付けるコツを、子どもに教えるには、どのように接したら良いか、具体的にはわかりませんが、感覚で分かったように思いました。」
という感想。
感覚ってすごく大事だと思います。
コミュニケーション基本スキルとして、オウム返しや私メッセージ、お願い口調や言葉の置き換え、ミラーリングなどなどたくさんありますが、結局それぞれができたからといってうまくいくかどうかは分からないのがコミュニケーション。
いくら具体例を聞いても、相手との関係性でその具体例が全く通用しないこともしばしば。
だからこそ、感覚で、「あ、こんな感じはいい感じかも。」と感じられることはとても大切だと思います。
スキルにとらわれ過ぎると、本当に大切な相手の気持ちや自分の気持ちを感じ取れなかったりすると思います。
ちゃんと学んだ通りにやっているのに、相手にうまく伝わらない。
そう感じたときは、きっと相手のことよりも自分のがやっていること(スキル)に意識が向いてしまっているのかもしれません。