アドラー心理学 入門編の次は

アドラー心理学の入門編はたくさん出版されている。どれを読んでも読み手次第で必ず学ぶところはある。

ある程度の大まかな考え方が分かり、次のステップ、いや次の次のステップくらいに読むとよいかもしれない。

特に「子ども」の教育について書いてある。(題名そのままだが)

ここではアドラーの教師という職業の大切さが書いてあるとともに、アドラーの考える理想の学校像や親に対しての教育についても触れられている。

訳は岸見先生。あとがきにも書いてあるように、体系立てたまとまった内容ではないが、今のところ読むことのできるアドラー本人による、「子どもの教育」について特化した数少ない本。

1930年に出版されている(ドイツ語版)が、十分に今生かすことのできる考え方はたくさん詰まっている。

教育関係者、特に教師は読んでおくとよいと思う。