前回の話題では、スケーリングクエスチョンの話をしました。
そのときのいくつか続くパターンを・・・
親「学校どうだった?」
子ども「普通だから5くらいかな」
パターン1
親「そっかぁ5もいいことがあったってことかな。」
とぼそっといって終わる。思春期くらいだと、あんまり突っ込まれるとね。でも、そういう視点もあるよっていう投げかけの意味で、これくらい。
パターン2
親「5もいいことあったんだぁ。そのいいことの5ってどんなこと?」
相手がそんな嫌な顔しなければ、これもいいと思います。コミュニケーション量はとても大切なので、それが増えるといいですね。
パターン3
親「へ~5だったんだね~ 6のときとかあるの?」
これも子どもの表情によりますが、そんなに嫌な顔をしていなければこんなパターンもありかな、と思います。これは子どもの大切にしていることを知れることがあります。
以前、子どもが突然「今日は10だった!!」と向こうから話してきました。
「へ~なにがあったの?」と聞いたら、
「席替え!!!!」
席替えポイント高い!!!(笑)
でも、確かに思い起こせば、席替えはとても大切なイベントだったような気がします。
こんな感じでしょうか。
ほかにもいろいろとあるかと思いますが、大切なことは、コミュニケーションの量を増やすことで、相手の関心に関心を持ち、共感しやすくなり、そうすることで、お互いの関係をよくする!ということです。
決して自分の詮索欲を満たすためには使わないように気を付けましょう!
ということで、スケーリングクエスチョン。これはいろいろな場面でも使えます!
主に、解決志向ブリーフセラピーという手法で使われることが多いようです。興味がある方は検索してみてくださいね!