訳しています。
少しだったとしても、心理学を知ることは役に立ちます。
アドラー心理学のセラピストは、小さい頃の話を聞いたり、ほかのテクニックを使うことで、クライアントの私的論理を理解する手助けをします。
彼らが目を向けるのは、物事をどのように感じているか、信念はどういったものか、私的論理はどういったものか、あるいは、行動をかき立てる現実を分けるか、あるいは、個人の視点はどのような視点なのかということです。
私たちは、現代心理学の生みの親である、アルフレッド・アドラーとルドルフ・ドライカースの心理学を学んでいます。
アドラー(1870~1937)は、人間についての洞察ややる気についての考えは、彼の同世代の仲間とは、まったく違っていました。
彼と、彼の弟子であるドライカースは対等性、相互尊重、勇気づけ、全体論、そして、人間の潜在的な力についての考えを採用していました。
彼らが考え出した考えや技術は、ほとんど名前が紹介されることはほとんどありませんが、いろんな実践者にとっては非常によく使うものとなっています。
保護者は、心理学者になるわけではないので、訓練をしなくてもよいですが、思春期の子どもを理解するために非常に役に立つものです。
実際これらの情報はすべて仮定です。
あなたがこれらの仮定を実践しても、彼らの行動はなんら変わらないかもしれません。私たちのゴールは、心理学的な理解を少し手に入れることで、思春期の子どもとの関わりをどのようにしていくかということをサポートすることなのです。
この章では、アドラー心理学の紹介となぜ思春期の彼らがそういった行動を取るのかということについて学ぶことに対して、頭と心を開いてもらえたらいいなと思っています。
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