訳しています。
思考・感情・行動
無意識的な考えは、行動をするための燃料を供給する「感情」を創り出します。
この考え方は、私たちがほかの方法に取り組むときにとても重要になってきます。
思考が感情を生み出す。そして、感情が行動を生み出す。
そして、これらは、私たちが認識することを学び、変えるまで、自動的に起こり続けます。
私たちはこれを「思考・感情・行動」と呼びます。
次の思春期の子どもたちのインタビューからつくられたシナリオは、思春期の子どもの考えと決定(いずれ信念となる)を教えてくれます。そして、結果として感情と信念に基づいた行動となります。
16歳の男の子
出来事:
両親の突然の離婚
子どもが決定したこと:
私の両親は私が思っていたような完璧な親ではなかった。私は彼らを理想だと思っていたので、とても失望しました。今や彼らを信じることはできません。私は自分だけを信じるようにしています。
子どもの感情:
怒り、裏切り、喪失感、恐れ
子どもの行動:
変なよっぱらいのような人生はやめて、自分の人生は自分で責任をとる
同じ状況でも、まったく違った結論に至ることもあります。たとえば、もう家族はぼろぼろだ。パーティーにいっていたほうがましだ。
というような。
13歳の女の子
出来事:
成績がDとFであることを改善させるための動機づけとして、よい成績を取ったら、お小遣いをあげるというシステムをとろうとした両親の試み
子どもの決定:
私の親の関心は私が大学へ行けるかどうかということ。もし私がいけなかったら、彼らは私のことを好きではなくなる。彼らは私にとって私が大事だと思っていることについて知りもしないし、関心を持とうともしない。
子どもの感情:
怒り、傷心
子どもの行動:
家出をしたり、彼らが傷つくであろう行動を取ったり(手首を切ったりということも含めて)して、親に復讐をする。