第10章 ライフスキルを教えていますか?
ここでいうライフスキルは、「クラス会議で子どもが変わる」でも言われていることだと思う。
1・自分自身との関係についてのスキル
2・他者との関係についてのスキル
3・責任のスキル
4・判断するスキル
これらをどうやって教えていますか?ということ。
大前提として思春期の子どもは、こんな感じ
「やれと言われたことからは学ばない。自分には関係がある、また、自分が関わっていると思えたことから学ぶ。」
「親が「あなたにとって」とか「あなたのために」というときは、聴く耳は持たない。」
しかも思春期の特徴として、「私は何でも分かっている」と思う傾向がある。
そんななかで、ライフスキルをどうやって伝えることができるのか?ということが書いてある。
たとえばそれは、本人が興味が持っているものついて話すときに伝えることができる。
服を買うときにどうやって予算を立てるのか?とか、どのように使うのか?とか。
たとえばそれは、子どもがやるべきこと、やりたいことがありすぎて、どれも満足いくように取り組むことができないとき。
前もってスケジュールすることを一緒にやってみたり、とか。
どうしても子どもだけで市街地に買い物に出かけたい!というとき。
一度リハーサルをしてみたり、とか。
子どもに自分がいろいろなことを教えてもらったりとか(たとえばスマホの使い方など)
子どもの習慣化していることを利用したりとか。
たとえば、ネットサーフィンをいつもしているならば、それを利用する。
また、子どもを勇気づけてくれそうな友人関係を持っておく、とか。
ちょっとしたボードゲームをやってみたり、とか。
要するに、直接的に親の思っていることを伝えるのではなく、子どもの視点に立って、子どもの関心にそって、その中で伝えたいことを伝えていく、ということ。
でも、きっとまずやれることは、最初に書いた4つのスキル
1・自分自身との関係についてのスキル
2・他者との関係についてのスキル
3・責任のスキル
4・判断するスキル
を大人が取り組んでいくことだと思ったりもする。
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