今日は「自由と責任を子どもに伝えることができるようになるためのメソッド F.A.R.M(Free And Responsibility sharing Method)」のモニターの日でした。
天気のいい日曜日に、近隣の方から県外の方まで、4名の方に参加してもらいました。
かなりの未完成具合でしたが、やっていくなかで、今後の糧になるものがたくさんありました。
今回のモニターの目的は、プログラムの進め方、そして、価格設定の仕方を自分のなかでどのようにしていくかの方向性をつかみたい、というものでした。
最初は簡単にこのプログラムの主旨説明。
そして、自己紹介。
その後、グラウンドルールの作成。
個人思考→ひとりひとり発表→みんなでルール作成
次に、現在(といっても、もう15年前の統計でしたが)の子育てに関するデータを読み込み、それについてシェア。
個人志向→ひとりひとり発表→他の人の話を聞いて気づいたこと、考えたことをシェア→このプロセスで学んだことは何か?→行動レベルに落とし込むとどういう行動になるのか?
これを2ターンほどやって、気が付けば2時間。
終わってみて・・・
「いや~教えるほうがよっぽど簡単だな・・・」というところ。
ひとりひとりに当事者意識を持ってもらうためには、やはりある程度丁寧にやったほうがいいだろうこと。
それをすると時間がかかること。
また、いろいろ話して、自分たちで、自分たちなりの解を見つけていくというプロセスに、どれくらいの金銭的価値を感じられるのだろうか?
なぜならば、基本的に知識を誰かから教えてもらうときに(与えてもらうときに)金銭が発生する、という感覚がまだまだ主流。
そのなかで、こういうものを商品にするにはどうしたらいいのか?ということを考えた。
ただ、ふと思うと、いろいろと気が付けば金銭的価値のあるものを自分たちでやってしまっているということはたくさんある。
ネットでの旅行手配もそうだし、DIYなんてまったくその通りだし。
どこに価値ポイントを置くのかな?ということはとても大事だな、と。
やはりやってみるとわかることがたくさんある。
なによりも、今回は各個人が当事者意識を持てるような流れでやってみたけれど、これをもし授業でやるとしたら、かなりのハイスキルがいるな、と思った。
特に、子どもたちの走り出したやる気をどうしていくのか。
今まではなかなか話さないだろう子どもをどうアクティブにしていくかという視点を持っていたが、走り出した子どもたちのエネルギーについてもちゃんと備えておかないと、結局抑えつけてしまうことになりかねないな、と思った。
普段の講座とはまったく違うやり方でやったので、普段では感じられないこと、考えないことを体験することができた。
協力してくれた本日の4名の方には感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!