相手に尋ねればいい

子育てに関することで、

「~なときはどうしたらいいんでしょうか。」

という相談をされたり、見聞きしたりします。

まずは・・・

「相手に尋ねればいい。」

と思います。

なぜかこれをせずに、いろいろと悩んでしまう方が結構いるようです。

分からないならまだしも、勝手に予想して、決めつけて、やってみて、またうまくいかない、というパターンも。

 

実はこれは仕事でも同じことが起こっていると思います。

どういう商品がいいんだろうか。

値段はどうしたらいいだろうか。

どういうことを伝えればいいんだろうか。

相手がいることなので、尋ねなければわからないことだと思うんですけどね。

 

そんなことは分かっている、ということかもしれないけれど、それでもできていないのであれば、きっとスキルがトレーニングされていなかったり、経験が少ない、ということが考えられます。

「聞いたのに、思ったような返答が返ってこなかった。」

だとしたら、きっと尋ね方の改善をすればいいのだと思います。

「自分がそんなこと聞かれたことない・・・」

だったら、まずは自分の話を誰かに聞いてもらう、という経験をしてみてもいいかもしれません。

 

仕事にしろ、子育てにしろ、相手がいる中での課題であれば、まずは「相手に尋ねる」ということが大事なんじゃないかと思います。

 

子どもがなかなかゲームをやめてくれない。

「お母さんは、あなたにゲームをやめてほしいと思うのだけれど、どうやって言ったらやめてくれるかな?」

もちろんこれで子どもがどうするかは分かりませんが、単純に自分が思っていることを伝えて尋ねることをすればいいと思います。

「テスト前くらい勉強したらいいんじゃないかと思うけど、私がどういう風にしたら、あなたはテスト前に勉強しようとするのかしら?」

とか。

そして、そういっていると、なんだか変な感じがしてくるんじゃないですかね。

だって、ゲームに関しても、勉強に関しても、本人の課題ですからね。

で、

「あなたがゲームをしていると、なんだかすごくいらいらしちゃうんだよね。どうしたらいいと思う?」

と相談してみたらいいんですよね。そして、子どもに、

「そんなのお母さんのことじゃん、知らないよ!」と言われる可能性が高い(笑)

そうすると、「あらら、これは私の課題であって、私が自分でなんとかする課題じゃないか。」

と。

 

もちろんそれはその二人の関係性によるので、どうなるかはわかりませんが、

とにかく「尋ねる」ということはとても大切なことだと思います。

 

今後の講座日程

11月19日(土)10:30~12:30 アドラー心理学入門@亀崎

11月20日(日)10:00~17:00 自立と協力につながる7つの力 ~アドラー心理学に基づく話し合いメゾット~

11月25日(金)10:00~11:30「勇気づけて躾ける」読書会

11月28日(月)10:00~11:30 母親講座

12月11日(日)一尾先生と一緒に考えよう〜教育のいろんなカタチ〜

12月17日(土)「心がけの授業」体験会 

1:10時~11時
2:11時30分~12時30分
3:13時~14時
4:14時30分~15時30分

2017年2月11日(土) 10:00~11:30 新中1向け 中学生の勉強のやり方講座

2017年3月5日(日)12日(日) 10:00~19:00 アクティブ・ブレイン・セミナー ベーシックコース

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