これから起業して、会社の名前を決めるときに役立つかも。

自分の塾を立ち上げるときに読んだ本。かれこれ10年前くらい。この本を読むきっかけはなんだったかは忘れてしまった。おそらくamazonからのおすすめか、何かのビジネス雑誌のおすすめ本だったような気がする。

これを読んだのは、おそらく北海道にいるとき。実際にブランドの力をひしひしと感じていたときだった。

実際にこの本の通りにすべてやったわけではないが、塾の名前の決定打はこの本の以下の内容

「もしあなたの会社が企業的な響きのある名称であれば、それを変更し、「あなた」の名前にかかわるものにする。」

ネーミングの神話と現実という章で、

「人は風変わりな名前が好きなものである。少々覚えにくいかもしれないが、一度覚えてしまえばもう忘れられない。もしあなたの名前が変わっていれば、それを変えるか、あるいは逆にそれを全面に出せば彼らは覚えてくれる。」

それまではあまり自分の名前は好きではなかったが、このとき初めて自分の名前でよかった、と思ったことを覚えている。いろいろと塾の名前は考えた。なかなか決められなかったが(しっくりくるものがなかったということ。)、この本を読んで「一尾塾」にする、と決めた。

他にも自分をブランディングするために参考になるところはいくつかあった。時代が10年前であるし、事例も日本ではないので、鵜呑みということではなく、自分の環境を見ながら適切に応用していくほうがよいと思う。