解決策に目を向ける
「なんでそんなことするの?」
「なんでわかんないの?」
ついつい言ってしまいませんか、こういう言葉。
これらに共通することは、なにか原因があって、その原因を明らかにすれば、目の前の問題が解決するんじゃないか?というマインドです。
この原因追求型の関わりをすると、どうなると思いますか?
おそらく、責任逃れをするようになるでしょう。
そのために嘘をつくでしょう。
そして、責められるくらいならやらない、ということにもつながることが多いです。
さらに二人の関係も悪くなります。
決して保護者もそんなことは望んでいません。
しかし、その関わり方しか知らなければ、そうせざるをえませんよね。
ではどうすればいいのか。
「解決策に目を向ける」
というツールを使うということです。
具体的に言えば、
「どうしたらできると思う?」
「なにができるかな?」
という感じです。
起こってしまった失敗は、もう戻ってきません。たとえ原因が分かったとしても、その次の解決策を生み出さなければ、状況は変わりません。
それになによりも大切なライフスキルや姿勢は育まれません。
しかし、「解決策に目を向ける」ことで、様々なライフスキルが育まれる可能性があります。
未来思考、自己決断力、発想力、チャレンジ精神、自分で選ぶ力などなど。
ということで、何か問題が起きたとき、原因追求はそこそこにして、解決策に目を向ける時間を増やしてみてはどうでしょうか。
意識したら、実は原因追求型ばかりしていた自分に気づくかもしれませんよ。
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