ポジティブディシプリン シンクタンク2
ミステイクンゴールチャート(誤った目標チャート)
ラテン系のエデュケーターによるセッション。
4つの誤った子どもの目標について、ロープレを交えて深めるセッションだった。
様々な子どものやりとりをベースに、4つの誤った目標(過度の注目、権力闘争、復習、無気力)に対して、ポジティブディシプリンの52のツールカードからどれを使うことができそうか?ということをグループで話し合い。
そして、その選んだものでロープレで実践。
ここでも「色眼鏡」を表す教具を使ってやったのが印象的で面白かった。
そして、スペイン語で繰り広げられる兄弟げんかのロープレの勢いがすごかったw
4つのグループで、それぞれ20以上のツール(スキル)が使えるという発表があり、参加者はみないい意味で驚いていた。
打つ手はたくさんあるということ。
問題行動、どんどん来い!!w
本当にそういう気持ちになれる。
競争VS協力
これは全体を8グループほどに分けてワーク。「競争」という行動の背後にある信念はどのようなものか。「協力」の背後にあるそれはなにか、とういことをブレストして共有をした。
やはり思っていることを可視化し、共有することのプロセスは大切だと感じた。
世界におけるポジティブディシプリンの影響力
カメルーンとコロンビアの実践例が発表された。
カメルーン。日本ではとうてい想像できない理不尽さのなかでポジティブディシプリンの必要性を感じ、導入したチャレンジは感動。人が何かにチャレンジする姿というのは、本当に勇気づけになると実感する。
またコロンビアでは、私の聞き間違いでなければ、国を挙げてのポジティブディシプリン導入が決まっているとのこと。
実際に導入して、結果もでている。
まだ少ない結果かもしれないが、90%以上の参加者が、罰や暴力は教育には必要な意図自覚することができ、実際に8割以上の参加者が、叩いたり、罰を与えたりすることをやめることができたという結果も発表していた。
ほかのセッションでもそうだが、ちゃんとアセスメントをして、それに基づいて発表しているところが分かりやすい。
ファシリテーター問題解決会議
ファシリテーターによる、ファシリテーターを助けるための会議。
基本の流れは通常の問題解決ステップと同じ。
チャート表がもらえたので、今後自分たちでも利用していく。
クラス会議は子どもたちだけのものではなく、親も会社組織にも使えるということ。
そもそもは家族会議だったわけだしね。
ということで2日目は終了。協会からの情報共有などもあり、PDの組織の在り方も理解が深まりよい時間だった。
次回で最後になりそう。
よかった~。