宿題をやらない子どもへの自立に向けた言葉がけ

Positive Discipline for Teenagers, Revised 3rd Edition: Empowering Your Teens and Yourself Through Kind and Firm Parenting

 

こつこつ訳しています。

 

エンパワーメントの言葉がけ

 

(宿題をやらないことについての言葉がけ)

 

1・あなたの宿題についてどうしようと思っているの?私が心配に思っていることを聞きたい?いくつかの解決策を見つけるために、一緒にブレインストーミングする?

 

2・悪い成績をとってしまうと、嫌な気分になると思うんだけど、どうかな。私はこのことからあなたが学べるだけの力があることを信じているし、あなたが取りたい成績のために必要なことを見つけ出せるということを信じているわ。

 

3・私はあなたを助け出そうとは思っていません。あなたの先生が電話をしてきたら、あなたに電話を渡すわ。そうすれば、直接いろいろ話せるでしょ(尊敬の念のあるトーンで話すことは必須です。)

 

4・これがあなたにとってどんな意味があるのか聞きたいのだけれど、どうかな。

 

5・事前に合意をすれば、私の可能な時間のなかで夜1時間、2日間はサポートできるわ。でも、ぎりぎりになって巻き込まれたくはないわ。

 

6・あなたが大学にいってくれたらと思っているけど、あなたにとってそれが大切かどうかは分からないわ。大学についてのあなたのプランを聞かせてもらえるとうれしいわ。

7・今話すには、私はあまりにも感情が高ぶってしまっているわ。家族会議の議題にいれない?そうすれが、もっと冷静になって話せると思うの。

 

8・座って、私たちが共になんとかやっていけるように宿題に関するプランを考えてみない?

9・私はあなたがやろうとしていることを大事にしたいと思っているし、あなたにとって適切な選択として大事にするわ。

 

 

子どもの役をした人は、おそらくエンパワーされたという感覚をもつのだと想像しています。そして、自分の親が本当にあなたを愛していて、有能だと信じていて、失敗から学ぶことができ、自分自身にOKを出すことができ、自分の人生をよりよくするためにしたいことできると信じているということが分かるでしょう。

 

このアクティビティの参加者は、子どもの役をやってみると、とても驚いたし、かっとなって言い返すのではなく、責任の取り方について考えるために立ち止まろうと思ったと話してくれました。