やってみよう!
1・あなたと子どもは違う人間なのだということを自覚することを手助けるために、あなたが最も悩ませる子どもの行動を次の中から、選んでみてください。
a・授業をさぼる
b・一日中一人で部屋で過ごす
c・家族と出かけることを嫌がる
d・あなたが贈り物としてあげた服をだれかと交換する
e・不機嫌
f・お手伝いを忘れる
g・映画館であなたの隣に座りたがらない。
h・学校に行きたがらない。
2・2つの態度について読んでみましょう。
A・
自分事としてしまうということは、子どもがなにか失敗をしたり、うまくいったりしたときに、その子どもの行動は親である自分の責任なのだと自分に言い聞かせることです。
たとえば、こんな感じです。
;私はひどい親だ。
;私はよい親だ。
;ほかの人はどう思うだろう?
;私が彼にしてあげたことを、彼は結局どう受け取るだろう。
;彼女はわたしを嫌っているに違いない。
;彼女はそんな風にやらない。
B・
自分事として受け取らないということは、子どもの取る行動は、彼、彼女がやっていることであって、親の問題ではないと捉えることです。
例えば、こんな感じです。
;これは彼にとって重要だ。
;彼女は自分自身で見つける必要がある。
;彼は彼にとって意味のある人生や価値はなんだろうと模索中だ。
;私は、彼が必要なことは、失敗からであろうと、チャレンジからであろうと学ぶことができると信じている。
;これは彼女にとって意味のあることなんだろうか。
3・あなたを悩ませる事柄に対して、態度Aで関わるとしたら、どのような行動をとると思うか、書き出してみましょう。
それから、態度Bで関わるとしたら、どのような行動をとると思うか書き出してみましょう。
4・この活動を通して、あなたが学んだことについて、子どもたちに話してみましょう。