思春期の子どもはプライバシーが必要 パート2
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子どもの嘘に対して理解しようと思うなら、ほとんどの時間において、子どもたちが本当のことを言えるような安心感のある雰囲気を創り出すことが大切です。
もし非難や辱め、痛みを受けると分かっていたら、どれくらいの人が本当のことを言うでしょうか?
もし、自分が本当にやりたいことをできないということが分かっていたら、どれくらい本当のことを言う人がいるでしょうか。
もしあなたの親が、あなたが過ちから学ぼうとしていることを妨げようとしているならば、あなたは本当のことは言わないでしょう。
一方、もし、親があなたを信じていて、自分の過ちから、何かを学び取ろうとしていることを助けようとしているとき、あなたは本当のことを言うかもしれません。
親が、もしミスをしてしまっても、サポートしてくれて、勇気づけてくれることを子どもが知っていれば、本当のことを伝えてくれるチャンスは大きくなるでしょう。
子どもが秘密を持つことは、あなたにとって怖いことかもしれません。
もしあなたが子どものやっていることを把握していなければ、あなたは親の責任を果たせていないのではないかと心配になるかもしれません。
もしあなたが警戒していなければ、子どもはドラッグなどの危険行為に関わってしまうのではないかと恐れるかもしれません。
あなたにお伝えしておきます。
あなたが警戒していようがいまいが、そういうことに関わってしまうことはあるのです。
警戒していたとしても、彼らはより秘密裡にそれを行うようになって、捕まらないようになるだけです。
一番の予防対策は、子どもと優しさと毅然とした姿勢を示せる関係を作ることです。
子どもたちに、どんなことが起こっても大切なあなたなのだ、と伝えることです。
しっかりと目を見開き、もし子どもが大人の知恵を必要としたとき、彼、彼女たちにとって大事なことを見つけ出せる手助けができるように準備ておきたいですね。