思春期の子供たちは、自分の能力と自主性を探求し、練習する。
友人や近所の人に、あなたの子どもがいかにすばらしく礼儀正しいかについて伝えられたとき、びっくりしませんでしたか?
“だれのことを話しているの?”
と狐に包まれた感じではありませんでしたか?
これは、子育てとして適切な関わりをしているというサインだといえるでしょう。
あなたの子どもは、あなたがそばにいるときに、自分の力をテストし、あなたがいない公の場で、あなたから学んだことを実践するのです。
思春期の子どもたちは、自分がどれくらいの力を持っているかということを見つけ出したいと強く思っています。
社会における彼らの力と重要性をテストする必要があるのです。
これが何を意味するかというと、
「思春期の子どもは、だれからも指示、命令されることなく、自分自身のことに対して、自分ができることを、自分で決めたい。」
ということです。
親はしばしばこれを親に対する挑戦として捉えてしまうようです。
そう捉えてしまうと、力比べになってしまいます。
ここでの大切なことは、この思春期の子どもたちの探求を尊敬の念をもって、彼らが重要なライフスキルを身につけられるようにサポートすることを学ぶことです。
家で子どもたちが安心・安全を感じられれば感じられるほど、個性化のプロセスで傷つくことは減っていきます。