生徒の心の内側を見る、気づくために必要なことは?
という質問でした。
まず、相手の心を内側を見ることができるという幻想を捨てましょう、と。
もちろん理解するように努めるのですが、知れたとしても、それは断片的なものにすぎないわけで。
謙虚な姿勢を大切にしましょうということ。
それでもなんとか相手を理解したいと思うならば、自己理解を深めましょう、と。
人間理解は自己理解を通して行うもの(保健室コーチングで学びました。)
そして、自分が相手と関わるときに、自分がどういう感情になるのかということに目を向けてみましょう、と。
アドラー心理学では、このように捉えています。
自分がいらいら→相手は注目してもらいたい
自分が怒り→相手は権力争いがしたい
自分が傷つく→相手は復讐したい
自分が絶望する→相手は無気力にさせたい
という感じです。
いらいらや怒りのときは、基本は相手の土俵に立たず、それ以外のときに「見止める」ということを通して、建設的な行動に注目していくという関わり。
傷ついたり、絶望したりしているときは、第三者に協力を求めてみてくださいね、と伝えました。
時間がなかったので、とりあえずこういう考え方があるよ、というくらいでした。
その後、もっとわかりやすく、実践的なものとして、こちらを紹介!
ハートマッスルトレーニングジムが開発したアプローチグッズ!
実際にやってみせるのがいいと思ったので、一番前にいた、若手の先生に「質問カード」を試してみました。
1枚引くたびに、そのカードの内容を聞いて、みなさん反応してくださり、とても関心を持ってもらえたようでした。
高校生ですし、なかなか対人だと話しにくい悩みなどもきっとあるでしょう。
生徒が多いので、すべて先生が関われるかというと、無理な時もある。
そんなときに、すごく助けになるし、生徒が自分で自分の悩みを乗り越えていける経験ができるものだと思います!
と紹介しました。
さすがに1週間以上たったので、だいぶ記憶が薄れましたwww