今度の講座で、事前に質問がいくつか。
いろいろと思うところはあるが、こんな感じかな~
1時間だからな~
・叱る・ほめる・勇気づけるといった、実践で使える具体的な方法は?
実践的な方法か・・・
まずは、「叱る」「ほめる」をやめる。
代替えとしては、「ありがとう」「うれしい」「たすかる」という。
そのためには、当たり前と思っていることに注目する。
注目の仕方は先生の在り方によってやり方は違ってくる。
人の生活は95%はできている。できていないところは5%。
でも、ついできていないところに注目してしまう。
それではやる気はでないし、自己肯定感もあがらない。
叱る、褒める、勇気づける、というのは、実際の行動を変えるという手法という話にとどまらない。
相手とどういう関係を築きたいのか。
それによって、どのように関わったらいいのか?ということを考えてみるのがよい。
自分も相手も同じくらい大切な存在で、お互いがお互いを大切にし、信頼し合う。
そういうあり方をしていくことが、勇気づけることにつながっていく。
代表的な勇気くじき
・決めつける
・責める
・押し付ける
・話を聞かない
・重箱の隅をつつく指導
・過度の一般化
・コントロールする などなど・・・・
・生徒の心の内側を見る、気づくために必要なことは?
人の心の内側を見ることができるという幻想を捨てる。
自分の感情を観察する。
より実践的なものを考えると、ハートマッスルトレーニングジムの心のアプローチグッズ。
・学力が低く、自己肯定感を持てない生徒に対しての接し方、肯定感の育て方は?
大学進学率を気にすることやめる。
一人一人に合ったキャリアを考える。
人と比べることをやめる。
原因論を捨てる。目的論で考える。
おそらく学力が高くても自己肯定感は低い生徒はたくさんいる。逆に、学力が低くても自己肯定感が高い生徒もいる。
だから、そこの因果関係的で、原因論的な思考を捨てる。
まぁ今でいいじゃないか。で、これからどうするのだ?というところを考えればいい。
・基礎学力の定着と社会性を身につけるような良い手法は?
まずは、これからの時代の基礎学力とはなにか?社会性とは何か?ということまず考え、果たして先生自身がそれに対して向き合っているかどうかということを考えてもらいたい。
そして、その思いや方向性を共有することが大事。ここをやらないままいろいろなことを話しても、おそらく平行線だし、協力関係はできにくい。
あえて紹介するなら、21世紀型スキルを紹介
手法というならば、やはり、クラス会議。
こんな感じかな。1時間といっても、実質50分。各項目10分だな~