Ichio 第1４回 ポジティブ・ディシプリン
第1章 ポジティブ・ディシプリンとは？
制限を設定する つづき
本文より：ときどき、人生に必要なスキルなどを身につけるときに、自然の流れの出来事に任せたら、危険な時もあります。
そういうときは、論理的に一連の出来事を体験させることが役に立ちます。
難しいのは、論理的に一連の出来事を体験させることを、罰としてしまうような、ひどい間違った理解をしてしまうことです。
罰というのは、子どもが間違いを犯したときに、大人が、その間違いを家に持って帰らせ、傷つくなかで学ばせることです。
論理的に一連の出来事を体験させることは、現在や過去にしてしまったことに対しての代償を払わせるものではなく、これからの未来のために子どもたちが学ぶことを助けるものです。
子どもに彼らの選択によって起こることから学ぶことは人生において非常に価値あるものです。
彼らはまた、間違えても大丈夫だということ、またトライすればいいのだということを学ぶことができます。
コメント：痛い思いしなきゃわかんないわってたまに私も思ってしまいますが、それはやはり尊敬の念に欠けるのでしょうね・・・ 過去思考なのは罰、未来思考なのは学び。
これからどうするのか？ということを考えられるような体験をさせたいですね。
本文より：もしあなたが制限を設定することやその流れに添うことをしっかりと理解すると、しばしば罪悪感や悪いな～という気持ちになります。
もしかしたら子ども以上に思い悩むかもしれません。
ただ、それはあなたが本当に、自然に起きる一連の出来事を利用しているということです。
もし子どもがいつも忘れたお弁当を学校まで持ってきて、というならば、こういえばいいのです。
「昼食を忘れてしまって残念ね。たぶん友達が分けてくれるわよ。今日は学校に持っていくことはできないわ。」
あなたの子どもが昼食を食べられなくて、空腹に耐えなければならないと思うかもしれませんが、実際はいつもよりもよりよい食事をとることができるでしょう。友達が、体にはいいんだけれど、あまり好物でないものをたくさんくれるかもしれませんからね。
コメント：最後のところがユーモアがあっていいなぁ（笑） なんだか悪いな～とか思ってしまったら、それは子どもに自律のトレーニングをしているのだ！くらいに思っておくといいのかもしれませんね。
やや短めですが、つづく・・・・
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