「ミライを生き抜くチカラ」への思い

地域をいかに活性化していくか。

 

自営になって、学校をつくって、教育を通してどのようにそれを達成できるかということを考えるようになったなぁ。

 

サラリーマンしてたら、そんなことどうでもよかったと思う。

地域より会社。

会社さえ存続していれば、地域なんて衰退しても仕方ないでしょ、くらいに思っていた。

転勤族だったこともあり、特に「地域」ということに対して思い入れはなかったし。

いわゆる当事者意識がまったくなかったということ。

 

それが現状はそうは言っていられないわけで。

その土地で仕事をさせていただいているわけだから、その土地をよくするということは、義務といってもいいくらいだよな、と思った。

 

で、じゃあどうやったら自分の主戦場である「教育」という分野で地域活性化につなげることができるかな~と考えて・・・

出した答えのひとつがこのイベント

「ミライを生き抜くチカラ」

 

いろんな流れがあった。

自主学校を創ってみて、さて、どうやって地域に知ってもらおうか・・・と思っていた。

ちょっと名前のある方をよんでみるのもいいかな~とも思っていたけれど、どうも「地域とのつながり」にうまく結びつかない・・・

そんなときに教育仲間の柴田朋子さんに相談。

そのとき感じていた違和感とかちょっとした義務感とかワクワク感のなさなどをいろいろと話し、「こんな子いるんだけど。」と紹介していただいたのが、今回登壇してもらう、小林峻さん。小林さんのインタビューはここ。

 

小林さんは東日本大震災のあと、気仙沼でずっと復興に携わってきた方。

そして、今も。

きっとそのなかでは、いろいろなことがあったんだろうし、今もあるんだろうと思った。

その様々な出来事を乗り越えたり、うまくよけたり、練りなおしたり、向き合ったり。

その復興のプロセスに、地域活性化に向けて必要な力のヒントがあると思った。

さらに、そこには子どもたちがこれからの時代に育むべき力につながるヒントがあると思った。

そして、大震災から5年経ち、子どもたちのなかでも、その印象がだいぶ薄れてきたのではないかと思ったので、このタイミングにやることは「あり」だと思った。

そして、現地に赴かない私たちが、大震災で犠牲になった方に対してできることは、そこから学びを得ることだと思った。

 

そんなこんなでこのイベントを開催する。

ぜひ親子できてもらいたい。高校生も、大学生も、そして先生方にも来てもらいたい。

みんなでこれからのミライに向けていっしょに考える時間にしたいと思っている。

「ミライを生き抜くチカラ」