ケアリングを構成する尊敬と勇気づけ

今日はママーズ。

いつも通り「クラス会議で子どもが変わる」で学ぶ。

今日は何度やってもいいくらいの内容。

ケアリングの雰囲気(思いやりがあると同時に断固としていること)を創り出すためにすること。

ここでいうケアリングを構成する二つの基本的な要素は、「尊敬と勇気づけ」

では、具体的にどういう行動が「尊敬と勇気づけ」になるのか。

「尊敬の念に欠き、勇気くじきの行動をバリア」と「尊敬し、勇気づける行動をビルダー」として、分けて書いてあります。

 

バリア1 決めつけること

「うちの子は引っ込み思案で~」

「いつも遅刻ばかりしている」

「全然宿題をやってこない」

「きっとやってもできない」

なんとなく自分の子ども(生徒)のことはちゃんと分かっている、という意味で「~な子」と言う場合があるように思いますが、それは決めつけであり、尊敬の念に欠き、決してその課題を克服しよう!という勇気づけにはならないということを覚えておきたいですね。

そして、自分自身にもこの決めつけを使ってしまっている人も結構いるような気がしています。

他者をケアリングすることも大切ですが、まずは自分から。

 

ビルダー1 確かめること

子どもは自分が思っている以上の成長していることがあります。

毎日、毎日成長しているわけです。

昨日できなかったということが、今日もできないという証拠にはなりません。

だから、決めつけずに、今できるかどうかを確認することは大切だと思います。

決めつけずに、確かめると、思いもかけず子どもが、ちょっとやってみる!とチャレンジ精神を出す場面に何度も出会ってきました。

そして、バリア1同様に、自分自身に対しても同じだと思います。

中学、高校のときにできなかったことが、今もできないということにはならないと思います。

以前できなかったことが、今はできるかもしれません。

そうやって自分のことを決めつけずに、何事もまずはやってみて確かめるということが、実は自分という唯一無二の素晴らしい存在を大切にするということになるのだと思います。