幸せになる勇気

早速購入。

さすが岸見先生の言葉。

フェイスブックでいくつか印象的だった言葉を書いたら、買わざるを得なくなった方が数名(笑)

図にのって、またいくつか。

 

”子どもたちの問題を前にしたとき、親や教育者はなにをすべきなのか?アドラーは、

「裁判官の立場を放棄せよ」

と語っています。

あなたは裁きを下す特権など与えられていない。法と秩序を守るのは、あなたの仕事ではないのです。”

 

自分が問題行動だと思うことが目の前で起こると、何がよくて何が悪いということを伝えたくなる気持ち。

分かります・・・

でも実はそんなことは究極的にはわからないわけで。

大切なことはそのことよりも、次どうしていくのか、ということを話し合うことなんでしょうね~

そのなかで自分の意見として伝えることはあったとしても、ジャッジすることはない、ということかな。

 

 

自立について・・・

 

”「わたし」の価値を、他者に決めてもらうこと。それは依存です。

一方「わたし」の価値を、自らが決定すること。これを「自立」と呼びます。”

 

”いいですか、人と違うことに価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置くのです。

それが本当の個性というものです。

「わたしであること」を認めず、他者と自分を引き比べ、その「違い」ばかり際立たせようとするのは、他者を欺き、自分に嘘をつく生き方に他なりません。”

 

“自立とは「自己中心性からの脱却」なのです。”

 

「自立」にもいろいろと定義がある。なるほどな~と思ったところ。

7つの習慣で言うと、主体的であり、目的を持っており、その目的にそって第二領域に時間を使えている人が自立している、ということになっている。

一般的に「自立」というと、経済的なところでの目安があるが、この項目もクリアしていないと、真の自立とはいえないだろうな~。

 

 

”「教育」とは「仕事」ではなく「交友」”

 

なんだと~!!と、青年のようにくってかかる先生もたくさんいそう(笑)

でもこの言葉によって、瀬戸ツクルスクールの自分のやっていることが教育なんだと確信した。

 

 

そして、最後は「愛」についての話に・・・

 

”恋愛にしろ、人生全般にしろ、アドラーは「運命の人」をいっさい認めません。”

 

なんとなくね、うすうすね、気づいていますよね、きっと(笑)

目の前に来た人を運命の人にするかどうかは、私たち自身ですもんね・・・

スピッツも「運命の人」で「自力で見つけよう~♪」って歌ってますしね(笑)

 

ということで、かなり簡単に少しだけ紹介しました。

 

そのほかにも、うすうす気づいていたけれど、ずばっと感満載でした。

私は嫌われる勇気よりも、こちらの方がいろいろと面白かったかも~。