子どもにしろ、大人にしろ、言葉を投げかけるときって、ある程度相手に思考の方向性を与えることになりますよね~。
「昨日のご飯何食べた?」って聞けば、昨日のテレビのことは考えないし。
「なんでそんなことしたの?」って聞かれたら、オートマティックにその原因を考える。
そしてそういう原因を追及するやりとりをしていれば、自然と原因追求思考になり、原因と過去はほぼ同じことだから、過去思考のクセがつく。
まぁ過去に戻れることができればいいんだろうけれど、今のところはそれはできないわけで。
だから、ちょっともったいないよな~って思うわけです。
もちろん機械の不具合のように必ず原因があるというのだとすればいいだろうけれど、いかんせん人間に対する教育や子育てはなかなかこれだという原因は見つけられないんじゃないかと思っています。
で、どうせ投げかけるんだったら、
「で、なにがしたいの?」
って聞けば、そちらに思考がいくということになる。
もちろんそれで最初は答えられないことが多いだろうけど、少なくとも思考はそちらに向く。
そして、それが繰り返されれば、自然と「未来思考」になるんじゃないかな~。
それでいいんじゃないかなぁ。
今までの経験上、子どもに原因を追究したところで、スキルアップするのは言い訳と責任逃れ。
そんなスキルはいらないな~
原因追求しているうちに次の課題もやってきそうだし(笑)