生き生きする力は生活の力

自主学校瀬戸ツクルスクール。

やっていることは、

登校→ミーティング→買い物→食事作り→食事→片づけ→帰りの会

そのほかはそれぞれがやりたいことをやる。

これが有る意味淡々と毎日続いている。

でもこの淡々と続くまさに「生活」の時間が、生きる力の基礎になるような気がしている。

ここをしっかりとやっておくことで、様々な力も湧いてくるのではないかと最近は思う。

 

オランダのイエナプラン教育では、教室を「リビング」のような空間として捉えていると聞いた。

学校は「生活」を学ぶ場、というような捉え方をしているそうだ。

 

また、2月20日にお話をしていただく三谷宏治さん

ヒマ・ビンボー・オテツダイが就職力を高めるという本を書いている。

ここには、就職力と書いてあるけれど、これはきっと社会で生きている力であると思っている。ただ働くということだけではなくて、生活するということだと思っている。

 

もしかしたら今の子どもの教育のなかでバランスが崩れているのはここかもしれない、と思ったりもする。

学校で学ぶことで生活力がつくとかつかないとかそういうことではなく、現代の状況を踏まえた上でのバランス。

勉強や仕事と生活力のバランス。

様々な事象がすごいスピードで変化している現代だからこそ、こういった淡々とした生活力を基盤として持っておくことは、まさに生きる力につながるように感じてる今日この頃。