正直と利得のあいだで・・・

人はなぜ集団になると怠けるのか

第6章 社会的手抜きの悪影響

1・フリーライダー効果

何事もただ乗りはよくないと思いつつも、ちょっとは得したいという気持ちもあるし、損したくないという気持ちもある。

正直と利得のあいだで・・・・

 

2・腐ったリンゴ効果

ポジティブな情報よりもネガティブな情報のほうに敏感。

プロスペクト理論

利益の増大は主観的価値の増大(プラス方向)をもたらすが、すぐに頭打ちになってそれ以上伸びなくなる。

損失の増大は主観的価値(マイナス方向)の増大につながり、損失の増大に伴って、主観的価値はますますマイナス方向に急激に増大する。

対人イメージに非対称性

いいことをやっていても、ちょっとした悪いことをやってしまうと、悪いほうのイメージが強く残りやすい。

腐ったリンゴ効果

1名いれば十分にその悪影響は伝染する。

女性よりも男性に顕著に表れる

罰と目標とパフォーマンス

いろいろな実験結果より、腐ったリンゴに罰を与えるより、腐っていないリンゴを活性化させるほうが効果的。

これはいろいろな場面でも引用できそう。

悪いところに罰をあたえるよりも、よいところに注目した方が効果的、という感じで。