今日はママーズ(母親学習会)二期生の学習会

何度も読んでいるけど、この本は本当に丁寧に書いてある。
「クラス会議で子どもが変わる」コスモス・ライブラリー P121より

”どんな形であれ罰や放任は、どちらも尊敬の念に欠き、そして勇気をくじくものです。罰は、いくつかの誤った前提に基づいています。

1・子どもによい行動を「させる」ためには、まず子どもに不快な感情を「感じさせ」なければならない。

2・子どもが自分のしたことから「学ぶ」ことよりも、自分のしたことの「償いをさせる」ことが重要である。

3・子どもは養育的な環境の中で自分の選択の結果を吟味することを通してよりも、コントロールと脅しによってよりよく学ぶものである。

罰の一般的な形式は、学校の中では次のような形で行われています。生徒を校長室に送る、生徒に校庭のゴミ拾いをさせる(その生徒が捨てたものでなくても)、「お宅のお子さんが学校で問題を起こしました」と両親に電話する、黒板の生徒に名前を書く、クラスメイトの前で恥をかかせる、教室に入れない、放課後の居残りや停学、などです。

大部分の教師は、罰を与えるときによかれと思ってしています。彼・彼女らは、生徒たちに良い行動をさせようと動機づけるために、罰はもっともよい方法であると信じています。”

学校とかいてあるけれど、親も同様の誤った前提のもと、子どもと接していることがあるのではないでしょうか。

まずは自覚が第一歩。おそらく学んでなければ、この誤った前提をまさに、「正しい」と思ってやっていたような気がします。学んだおかげで、だいぶやらないようになりましたが、私も時々ふと出てしまうことがあります。まだまだです。

しかし、この本は本当に丁寧に書いてあります。クラス会議を実践して、なかなかうまくいかないなぁと思うときは、この本はとても参考になると思います。